イワカガミ咲く春の「長老ヶ岳」を歩く
約1年10ヶ月前に初めて「長老ヶ岳」に登った時に見た事が無いほどのイワカガミの葉が登山道両側に広がり、来春は絶対見に来ようと思った事を思い出した。コロナで一年遅れたがネットでの開花情報を見て山友を誘い京丹波町の「長老ヶ岳」登山口に向かった。
今日のコースは
仏主登山口→長老山森林公園→ふれあいロード→長老ヶ岳→近畿自然歩道⇔七色の木→仏主登山口
距離 9.6㎞、累計高低差 約820m、標準コースタイム 約4時間半
【9:15】我が家から車を走らせ、丹波篠山市・南丹市を通り、1時間半強で京丹波町仏主の「長老ヶ岳」登山口に着き路肩の空き地に車を置いた。
【9:23】登山マップを確認し、反時計回り「長老山森林公園」に向けスタートする。
車道を九十九折に上る。
【9:48】仏主(ほどす)集落を一望する。
樹木越しではあるが前方に「長老ヶ岳」山頂が見えてきた。
【9:52】「長老山森林公園」内に入る。
【9:57】「長老山森林公園」駐車場に着き、トイレ休憩を取る。
車はここまで上がってこれる。ここから山頂を往復するのが最も手軽なピークハントになる。
北側の眺望が広がる。
【10:02】山頂まで3.5㎞、スタートする。
新緑の中、ふれあいロードを上る。
【10:13】やはり時期的には少し早かったようだがイワカガミが可愛いピンクの姿を現した。
コバノミツバツツジもまだまだ元気なところあり。
【10:15】残り3kmポイント通過する。500mごとに標識立ち、進捗が良く分かる。
花々に癒されながら良く整備された登山道を進む。
オオカメノキ
【10:26】立派な休憩施設も整備されている。
右手斜面には満開シャクナゲが見える。
緩急を付けながら尾根道を進む。
ミヤマカタバミの群生地を見つけた。
【11:21】電波塔が見えてきた。山頂は近い!
電波塔整備道路に出るとアセビがまだ満開だ。
山頂への最後の上り。山頂のあずまやが見えてきた。
【11:31】標高916.9m「長老ヶ岳」に着く。左に見えるのは1988年京都国体の採火台が残る。「関西百名山」にも選定されている。
山頂からは360度の眺望が広がる。今日は天気は良いが少し霞んでいる。北側遠くに「青葉山」の双耳峰を確認できる。
今日のメンバー3人で一枚!
暑くもなく寒くもなく爽やかな風が吹く心地よい山頂広場で昼食とする。
【12:16】のんびり45分ほど休み、北尾根に向かって下山スタートする。
標高高く北尾根であるためか木々はまだ芽吹かず冬の装いだ。
前回登った時に道の両側にイワカガミの緑の葉がずっと絨毯の様に広がっていた最も印象的な場所だが、黒く焼けたような状態で広がっている。咲いている花は無い。北斜面はまだ寒いため遅れているのか?枯れているのか?良く分からない!
【12:31】尾根道を出て、林道に合流する。
舗装された林道を下る。
右の斜面にはイワカガミの葉がびっしりと見える。花には少し早かったようで咲いている花はまだ少ない。
イワカガミも濃いピンク、薄いピンク色々あるなぁ!
【13:07】この舗装林道は「近畿自然歩道」になっている。
【13:17】イワカガミを見ながら急斜面を九十九折に下ると「オマツ谷」沿いの道に出る。
「オマツ谷」沿いに下る。
道の両側にいろいろな山野草が可愛い花を見せる。「ミヤマキケマン」
珍しい「ウスギヨウラクツツジ」
「ヤマルリソウ」
急斜面を下る滝など谷川が美しい。
日を浴びて新緑も美しい!
【14:07】「権現谷」への分岐まで下り、「七色の木」を目指して右折する。
「権現谷」を上る。
【14:10】「七色の木」手前の仮設橋を渡る。
立派なカツラの大木に多くの木が着生し「七色の木」と呼ばれている。
横を滑滝が流れる。
【14:20】花を探しながらのんびり歩き5時間弱で駐車スペースに戻る。
春の日差しをいっぱい浴びてイワカガミなどたくさんの花々も見れ、良く整備されたコースで快適ハイクだった。舗装道が少し多すぎたかな?
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