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新緑のブナ原生林に癒されて!「蘇武岳」

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例年になく早い梅雨入りとなったが今日は大丈夫そうで唯一の晴れ予報だ。ならば貴重な晴れを有効活用しようと山仲間と県内北部「蘇武岳」に向かった。この時期はブナ原生林の新緑が人気の山だ。

山の会で登って以来、約1年半ぶりとなる。

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今日のコースは初めて豊岡市日高町側から登ることにした。

万場スキー場登山者用駐車場→登山口→大杉山→分岐→蘇武岳→分岐→名色分岐→巨樹の谷→登山口→駐車場

活動距離 9.6㎞、累計高低差 約980m、標準コースタイム 約5時間

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【7:45】舞鶴道を春日ICから北近畿豊岡道に乗り、日高神鍋高原ICで下り国道482号線を北上し、「道の駅 神鍋高原」に1時間20分ほどでスムーズに着き、トイレ休憩とする。これから登る「蘇武岳」山頂は良い天気だが雲がかかって見えない。

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【7:55】万場天神社奥にある「登山者用駐車場」に車を停め出発準備を整える。駐車場内のトイレはやはり使用禁止でスキー場ゲレンデ横のトイレも使用できず道の駅で済ませた事は正解だった。

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【8:02】登山口に向かってスタートする。

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万場スキー場ゲレンデ横を進む。

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タニウツギが満開だ。

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【8:18】15分ほどで「蘇武岳・大杉山 万場登山口」に着き、いよいよスタートする。

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緑あふれる気持ち良い登山道を進む。

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【8:25】「ロの滝」に立ち寄る。昨日までの雨で水量は多い!

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フタリシズカの花はこれからだ。

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【8:29】水量多く慎重に徒渉する。

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【8:33】続いて「中ノ滝」に寄ってみる。

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【8:35】「2合目」に着く。ここは「大杉山ルート」と「巨樹の谷ルート」の分岐になっている。往路は右手「大杉山ルート」に進む。

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自然林の中、上りに差し掛かる。

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【8:43】「3合目」着!

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美しい新緑の中を進む。

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あっちでもこっちでもギンリョウソウ!

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【8:55】「4合目」を通過する。

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ひたすら上り坂が続く。

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【9:05】「5合目」に着く。この表示は「大杉山」への合目表示のようだが進捗が良く分かる。

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ホント気持ち良い新緑が続く。

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この木は何の木?

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コースは支稜を上っていく。時おり爽やかな風が吹き心地よい。

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【9:17】「6合目」に着く。

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高度を増すと自然林の主体はブナの原生林となってきた。

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【9:24】「7合目」着。

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ブナの新緑と陽光のマッチングが美しい!

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コース脇には若々しいイワカガミの葉が目立ってきた。

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イワカガミの花が残っていないかと期待したが残念ながら遅かった。満開時は素晴らしかっただろう!?

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【9:35】「8合目」到着!素晴らしい環境下ではあるが上り坂が続き、汗びっしょりとなってきた。

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【9:41】「9合目」着!もう一息!ガンバロー!

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「大杉山」への最後の上りだ。

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「大杉山」の名の由来となった大杉がそびえ立つ。樹齢は?屋久島の縄文杉を思い出す。

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【9:52】登山口から1時間半ほどで標高1007m「大杉山」山頂に着く。

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山頂からは北東側の眺望が広がる。

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【9:56】「蘇武岳」に向かい主稜線を縦走する。

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【10:03】緩やかな主稜線のアップダウンが続き「四ツ山」着。

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【10:06】続いて「三ツ山」着。

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気持ち良い尾根道が続く。

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皆さん元気です!

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【10:12】バイクの轟音が聞こえ主稜線に沿って走る林道が見えてきた。汗いっぱいで上ってきてこのような光景を目にすると興醒めだな!?

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【10:15】「二ツ山」に着く。

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ブナ林が密になってきた。素晴らしい!

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【10:25】標高997m「金山(一ツ山)」に着く。

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魔女が二人でホウキに乗っているかと思ったら?

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美しい新緑のブナ林に癒され進む。

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【10:43】万場・名色ルートとの分岐に着き「蘇武岳」山頂に向かう。

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最後の上りだ!ガンバロー!

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山頂が見えてきた。

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やれやれ!もう一息!

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【11:10】駐車場から3時間ほど、登山口から2時間50分ほどで標高1074.4m「蘇武岳(そぶだけ)」山頂に着く。

豊岡市と香美町の境にあり、一等三角点の山。加藤文太郎や植村直己に愛された故郷の山として人気で「関西百名山」「ふるさと兵庫100山」にも選定されている。

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山頂からは360度の素晴らしい眺望が広がる。

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西側には「扇ノ山」「氷ノ山」「鉢伏山」「瀞川山」などが良く見える。

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山頂は芝生広場の様になり、北側には日本海も見える。

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我々も密を避けてランチタイムとする。

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青空の下、メンバー4人揃って記念の一枚。

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【11:47】40分ほど休み下山スタートする。

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しばらくは来た道を下る。

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【12:09】分岐まで戻り、「万場・名色下山道」に進む。

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快適なブナ林の尾根道を進む。

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イワカガミの花が咲く頃はブナの新緑はどうかな?

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【12:41】「万場下山道」と「名色下山道」の分岐に着く。山の会の時と同じ下山コースだが林道歩きの「名色下山道」はやはり避けて「巨樹の谷」を通る「万場下山道」を下る。

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斜面の巻き道を足元に注意しながら下る。

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補助ロープが設置される激下りとなる。丸太の階段は崩れかかっていて注意が必要だ。(Mさん撮影)

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【13:07】一気に谷近くまで下り、斜面を見上げる。

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【13:11】「巨樹の谷」に入り「栃の巨木」が現れる。

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滝も見えてきた。

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秘境を探検でもしているかのような「巨樹の谷」を下る。素晴らしさを写真で十分再現できていないのは残念だ。

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幹回り11m30cmある「カツラ親分」と美しい沢!

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オゾンをいっぱい吸って「巨樹の谷」を下る。

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美しい沢の流れ!

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「夫婦カツラ」を通過する。

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【13:37】増水した沢を慎重に徒渉する。

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【13:38】往路右折した分岐に着き、ここからは同じ道を下る。

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【13;46】登山口に着く。登山口も数台駐車可能だ。

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ゲレンデ横を下る。

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【13:59】登山者用駐車場に戻る。

下山時間は2時間10分ほど、スタートからはほぼ6時間と計画より少し早く下山する事ができた。

花はあまり見れなかったがブナの新緑や秘境を探検するような巨樹の谷に美しい眺望と大満足の梅雨の合間の貴重な一日だった。

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