三田里山山歩「虚空蔵山の未確認道を歩く。」
朝起きると天気が良い!ならば短時間で行ける山に行こうと思い立ち、我が家から最も近い「虚空蔵山」に登ることにした。「虚空蔵山」には歩いたことの無い未確認の道がたくさんあるのでそれをまとめて歩いて見ることした。
今日のコースは
JR藍本駅駐車場→裏参道入口→未確認道→虚空蔵山北側のピーク→虚空蔵山→一般登山道→未確認道→JR藍本駅駐車場
【8:40】JR藍本駅駐車場に車を停める。
【8:56】藍本駅前を裏参道入口に向け福知山線西側を北上する。
【9:05】ほとんど消えかかった「虚空蔵山登山口」の標識から左に山に向かう。
桜の大木の下に並ぶ六地蔵
【9:08】舞鶴道高架手前の分岐を右折する。裏参道はここを左折で直進すると数年前に迷い込んだ道無き道に通じる。
私有地につき立入禁止の表示あり。このコースを行こうと思ったのは先日、山の会の女子グループが裏参道を登る予定で迷い込んだコースで美しい沢があり、その沢を通って山頂に登ってみたいと思ったからだ。しかしこの表示があるのに間違いに気付かなかったのかな?
申し訳ないが下をくぐって進む。
林道を進む。
【9:12】程なく沢に出る。虚空蔵山にこんなきれいな沢があるとは知らなかった。
登山道は沢の手前を沢に沿って上る。
右手には美しい沢が続く。
【9:20】小さな美しい滝に着いた。
滝の上には橋が架かる。
橋を渡る。さすがに山の会女子グループはここで間違いに気付き引き返したそうだ。
このあたりは国有林のようだ。私有地はどこかな?
堰堤を越えると清流となった。
【9:26】静かな池に出た。
「虚空蔵山」の方向は池の手前から左だが道は関電巡視路となっていて池の右手を進んでいる。とりあえずそのまま関電巡視路を進む。
テープもあり、そのまま進む。道はどんどん逸れて行くが摂丹国境の「日出坂峠」に向かっているので行ってみたくなった。国土地理院の地図には別のため池から「虚空蔵山」に向かう道もあり、古道があるかもと期待して坂道を上った。
【9:39】峠に着いて左尾根伝いに残る踏み跡をたどって少し進んでみたがこの稜線は摂丹国境の稜線、今では三田市と丹波篠山市の市境をたどっているようで上ろうと思っていたルートとは違うようだ。諦めて池まで戻ることにした。
池まで戻ってくると木の間から池の向こうに「虚空蔵山」が見えてきた。
【9:55】30分ほどロスしたが池の手前を左に進む。
池に沿って北上し、池に注ぐ小さな沢に沿って上る。踏み跡はしっかりあり、古いテープもある。
【10:21】沢から傾斜が緩やかなポイントを探して尾根に上り、尾根に沿って上る。
この道が国土地理院の地図に残る古道だが踏み跡は感じるがテープ見当たらず、倒木・枝も多くスムーズには歩けない。二カ所ヌタ場を発見!
【10:56】「虚空蔵山」から「八王子山」へ通じる主稜線の途中のピークに出た。
整備された道は歩きやすい。
山頂手前の岩場を上る。
【11:10】30分ほど寄り道したが2時間15分ほどで標高592m「虚空蔵山(こくぞうさん)」山頂に着く。
少し下り、眺めの良い「丹波岩」でひと休みとする。
山頂からは素晴らしい眺めだ。
少し曇ってきたが南方向には三田の山々がよく見える。
右手に播州清水寺の「御嶽山」、左手奥には「三草山」が見える。
【11:32】20分ほど休み、南に一般登山道を下山スタートする。
【11:39】分岐を左に「藍本駅」方向に下る。
【11:46】「虚空蔵堂」の手前に近畿自然歩道の立派な道標があるがこの図にある点線の道が気になっていた。この道を下ってみることにする。
この道はテープが多く付けられている。テープを頼りに歩を進める。
【12:01】裏参道に合流する。
【12:08】裏参道を下り、四つ辻に出て、右折する。
この道は以前歩いたことがある。アップダウンを繰り返しながら下山進める。
【12:31】眺めの良い大きな岩場に出た。以前もここで岩場の下り方がわからず彷徨った事を思い出す。ここで一休みとする。
カメラのバッテリーが切れ、スマホに切り替えだ。以前は岩場の手前を左に下ったが、テープが付けられ右手から岩場下を通り左へ回り込むようになっていた。
後は下るだけ!
【12:48】村の鎮守様か?小さな祠を通過する。
【12:51】藍本の集落に出る。
【12:55】スタートからちょうど4時間で出発点の「藍本駅駐車場」に戻る。
「虚空蔵山」には今は歩く人も少ないコースが多くあるが、その内のいくつかを確認できた。しかしようやく蒸し暑くなってきたなぁ!
« 三田里山山歩「曇天の奥山川渓谷ハイク」 | トップページ | 三田里山山歩「大船山・初めての南尾根縦走」 »
「日帰りハイキング」カテゴリの記事
- 登り納めは裏六甲「七曲滝」の氷瀑偵察!(2021.12.29)
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
「我が町 三田」カテゴリの記事
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
- 三田里山山歩「秋本番近し!有馬富士を散策」(2021.10.30)
- 三田里山山歩「悪戦苦闘!須磨田三山縦走」(2021.10.03)
- 三田里山山歩「高平ナナマツの森から烏ヶ岳」(2021.09.26)
- 三田里山山歩「ナツズイセン咲く有馬富士を散策」(2021.08.11)
「ふるさと兵庫100山」カテゴリの記事
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
- 「摩耶山」へ六甲全縦3/4日目を歩く(2021.12.02)
【11:46】「虚空蔵堂」の手前に近畿自然歩道の立派な道標があるがこの図にある点線の道が気になっていた。この道を下ってみることにする。
この道はテープが多く付けられている。テープを頼りに歩を進める。→そのテープのほとんどはごく最近私がつけました。
投稿: | 2021年6月28日 (月) 21時25分
1.【11:46】「虚空蔵堂」の手前に近畿自然歩道の立派な道標があるがこの図にある点線の道が気になっていた。この道を下ってみることにする。
この道はテープが多く付けられている。テープを頼りに歩を進める。→そのテープのほとんどはごく最近私がつけました。
2. [12:31]以前は岩場の手前を左に下ったが、テープが付けられ右手から岩場下を通り左へ回り込むようになっていた。→それも私が付けました、
投稿: 松岡和夫 | 2021年6月28日 (月) 21時30分
あの緑のビニル紐ですか!?
投稿: SATO | 2021年6月28日 (月) 21時53分