青空の下「明神岳」から「桧塚・桧塚奥峰」へ
秋の到来を感じさせる青空の下、山友にお付き合い願い、関西百名山85座目、86座目となる「明神岳」「桧塚・桧塚奥峰」に登った。
三重県と奈良県の県境、台高山脈の北部に位置する変化に富む人気のコースだ。
今日のコースは
大又林道終点駐車場→明神平→前山→明神岳→桧塚奥峰→桧塚(往復)
*帰路は前山、明神岳とも山頂通らずトラバース道を下る。
【8:55】高速道を乗り継ぎ、我が家から3時間近くかかって大又林道終点の駐車場に着く。
いつもの事ではあるが長い林道の運転には疲れる。駐車場には登山者か釣り客かすでに7-8台の車が駐まっていた。
【9:08】出発準備を整え、いろいろな注意看板が並ぶゲートをスタートする。
先日、「山上ヶ岳」でも見た「アケボノソウ」が咲いている。
沢沿いの林道を進む。
【9:13】小さな滝横の遭難追悼碑前を進む。
【9:20】ここが登山口か?またゲートを通過する。
引き続き、沢沿いに荒れた元林道(?)を進む。
【9:31】鉄のしっかりとした橋を渡る。
橋を渡り、本格的な登山道となる。
【9:41】最初の徒渉だ!ロープが張られ、慎重に渡れば心配は無い。
【9:43】苔むす良い雰囲気の徒渉が続く。
【9:51】山レポでも見たキリンの首!指示通り下をくぐる。
【9:55】3つ目の徒渉!思ったほど水量多くなく無事通過する。
苔むす心地よい沢が続く。
【10:14】「明神滝」を通過するが木が茂り残念ながら全容は良く見えない。
滝を左に大きく巻き進む。ところどころギシギシ軋む橋を慎重に渡る。
斜面をつづら折りに緩やかに上る。紅葉が楽しみなヒメシャラの赤い幹が目立つ。
マムシグサの実もこれから赤くなってくる。
【10:44】水場を通過する。
尾根は近い!空が開けてきた。
素晴らしい眺望が広がる。
【10:55】スタートから約1時間45分、天王寺高校の「あしび山荘」が建つ「明神平」に着く。
気持ちよい草原が広がりあずまやが建つ。
あずまやでひと休み。
【11:05】「前山」に向かってスタートする。
【11:21】「前山」山頂に着く。
南西方向に大峰山系の山々が見える。
左手に「明神平」を眺めながら稜線を進む。かつてはスキー場があったそうでリフトの残骸らしきものが残る。
明るいブナ林の稜線を進む。
【11:40】標高1432m「明神岳」山頂に着く。「穂高明神」とも呼ばれ、ほぼフラットな稜線の途中で山頂標識が無いと山頂とは思えない。
関西百名山85座目となるがブナ林に囲まれ眺望は無い!
緩やかなアップダウンを繰り返しながらブナ林の稜線を「桧塚奥峰」に向かう。
【12:04】「判官平」に着く。
広い稜線が続き、コースが分かりづらい!標識や黄色のテープを確認しながら進む。
【12:29】標高1420m「桧塚奥峰」に着く。奥に見えるのが「桧塚」で双耳峰となっている。
山頂からは素晴らしい眺望が広がる。
山頂の木陰でランチタイムとする。
青空の下青空の下メンバー4人揃って記念の一枚。
【13:09】「桧塚」に向かって吊り尾根を進む。
【13:16】標高1402m「桧塚」山頂に着き、これで関西百名山86座目となる。
山頂には三角点があり、眺望は良くない。
【13:24】来た道を下山スタートする。
「明神岳」「前山」は山頂を通らず巻き道を進むと前方に「明神平」の「あしび山荘」が見えてきた。
【14:40】あずまやでひと休み後下山スタートする。
【15:46】スタートから6時間40分ほどで大又林道終点駐車場に戻る。
秋の到来を感じさせる青空の下、スリル満点の沢を上り、広々とした「明神平」で一息つき、心地よいブナ林の稜線を歩き、「桧塚奥峰」からの素晴らしい眺望を望む変化に富む良いコースだった。
春にはシロヤシオの花が満開となるとか?是非また登って見たい山だがやはり遠いな!?これで関西百名山も86となった。残り14座だが遠い山ばかりでまだまだ大変です。
« 曇り空!秋を感じて9月の月例「三草山」 | トップページ | 蒸し暑い!!「光明寺」「角尾山」へ下見ハイク »
「日帰りハイキング」カテゴリの記事
- 登り納めは裏六甲「七曲滝」の氷瀑偵察!(2021.12.29)
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
「関西百名山」カテゴリの記事
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 「摩耶山」へ六甲全縦3/4日目を歩く(2021.12.02)
- 木枯らし吹き出す!晩秋の「雪彦山」(2021.11.26)
- 日本晴れ!ススキ原が広がる「生石ヶ峰」(2021.11.05)
コメント