坂東三十三ヶ所観音巡り

2009年9月20日 (日)

仕上げは信州の鎌倉「別所温泉・北向観音」

Photo_15  上田電鉄終点「別所温泉駅」から徒歩10分で「北向観音」に着く。この寺は南向きの善光寺と向かい合うように北向きに建ち、古くから善光寺に参拝したら、北向観音にも参拝しないと「片参り」となり、願いがかなわないと言われ、結願御礼も合わせてお参りすようになったとか。と言う訳で我々も最後の仕上げと北向観音を参拝した。

Photo_16 通りに面して立つ山門(?)をくぐり、商店街を抜け、北向観音に向かう。

Photo_17 階段を上ると北向観音に到着だ。

Photo_20  驚きは手水所は「慈悲の湯」と呼ばれる源泉となっている。温かいお湯が湧き出ている。色々回ったが初めての体験だ。

Photo_21 正式には北向山常楽寺と言い、天台宗の寺院。平安初期の825年慈覚大師円仁によって開創。本尊は千手観音で「厄除け観音」として信仰を集める。

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朱印にも坂東・秩父別格札所の文字が。

Photo_25 鐘楼の左手に上田市の指定文化財でもある巨大な愛染桂がそびえる。

Photo_26 秩父三十四ヶ所の観音を納めた札所観音堂と右手は仁王堂。

Photo_27 Photo_28 愛染堂と鐘楼の前に並ぶ六地蔵

Photo_29 北原白秋や松尾芭蕉の歌碑のバックには「温泉薬師瑠璃殿」が建つ。

Photo_30 境内からは眼下に上田市街から遠くの山々を望む。

Photo_31 北向観音は城の様に石垣の上に建つ。

これで昨年8月より13ヶ月で坂東・秩父合計六十七ヶ所と結願御礼二ヶ所を参拝し終えたが、各所で祈願し続けた景気回復が一向に見えない。民主党さん鳩山新総理一日も早い景気回復を切にお願いします。

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2009年9月19日 (土)

結願御礼の善光寺参り

Photo 昨年8月24日坂東三十三ヶ所観音巡りをスタートし、今年の2月1日からは平行して秩父三十四ヶ所観音巡りもスタート、5月24日坂東三十三番那古寺で計67ヶ所結願した。シルバーウイークを利用し、学生時代の仲間3人と結願御礼の旅に出た。まず長野・善光寺を参拝した。

Photo_2長野駅からぐるりん号で「善光寺大門」下車。バックミラーに映る運転手がなかなかの美人!思わずシャッターを切る。(ちょっと見えずらいかな?)

Photo_3 石畳を進み、仁王門に向かう。

Photo_4 仁王門には巨大な仁王が並び、山号「定額山」の額が掲げられている。

Photo_5 仲見世通りを進む。多くの店が軒を連ね、多くの観光客、参詣者で賑わう。

Photo_6 山門右手前には秩父とは大違いのどてかい六地蔵、ぬれ仏(延命地蔵)が並ぶ。

Photo_7 山門もでかい。二層入母屋造りで江戸中期1750年に建立され、国の重要文化財にも指定されている。善光寺と書かれた大きな額が輝く。

Photo_8善光寺は天台宗と浄土宗の別格本山となっており、552年に推古天皇の命を受けた本田善光の手で遷座されたと言う。その名前から善光寺と名付けられたようだ。

Photo_9  本堂は1707年に再建されたそうだが、壮大なスケールだ。撞木造りと呼ばれる入母屋造りの屋根をT字形に組み合わせた構造で国宝に指定されている。

Photo_10 この写真を見ると屋根構造が良くわかる。

Photo_11 今年は7年に一度の「前立本尊御開帳」であった。5月末までであったが過去最高の673万が訪れたそうだ。次回は6年後の2015年。

Photo Photo_2 善光寺

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2009年5月24日 (日)

坂東三十三ヶ所観音巡り(INDEX)

昨年8月24日坂東第一番「杉本寺」を発願し、延べ17日9ヶ月間要したが学生時代の仲間二人と共に5月16日坂東第三十三番「那古寺」にて結願することが出来た。その記録をまとめてみた。

  訪問日 寺院名 所在地
第一番 2008年8月24日 (日) 大蔵山 杉本寺 神奈川県鎌倉市二階堂
第二番 2008年8月24日 (日) 海雲山 岩殿寺 神奈川県逗子市久木
第三番 2008年8月24日 (日) 祇園山 安養院 神奈川県鎌倉市大町
第四番 2008年8月24日 (日) 海光山 長谷寺 神奈川県鎌倉市長谷
第五番 2008年9月20日 (土) 飯泉山 勝福寺 神奈川県小田原市飯泉
第六番 2008年9月20日 (土) 飯上山 長谷寺 神奈川県厚木市飯山
第七番 2008年9月20日 (土) 金目山 光明寺 神奈川県平塚市南金目
第八番 2008年9月20日 (土) 妙法山 星谷寺 神奈川県座間市入谷
第九番 2008年11月29日 (土) 都幾山 慈光寺 埼玉県比企郡都幾川
第十番 2008年9月27日 (土) 巌殿山 正法寺 埼玉県東松山市岩殿
第十一番 2008年9月27日 (土) 岩殿山 安楽寺 埼玉県比企郡吉見
第十二番 2008年11月23日 (日) 華林山 慈恩寺 埼玉県岩槻市慈恩寺
第十三番 2008年11月23日 (日) 金龍山 浅草寺 東京都台東区浅草
第十四番 2008年10月13日 (月) 瑞応山 弘明寺 神奈川県横浜市南区
第十五番 2009年3月20日(金) 白岩山 長谷寺 群馬県群馬郡榛名
第十六番 2009年3月20日(金) 五徳山 水澤寺 群馬県北群馬郡伊香保
第十七番 2009年3月20日(金) 出流山 満願寺 栃木県栃木市出流
第十八番 2009年3月20日(金) 日光山 中禅寺 栃木県日光市中禅寺
第十九番 2008年11月 8日 (土) 天開山 大谷寺 栃木県宇都宮市大谷
第二十番 2009年2月28日(土) 独鈷山 西明寺 栃木県芳賀郡益子
第二十一番 2008年11月 2日 (日) 八溝山 日輪寺 茨城県久慈郡大子
第二十二番 2008年11月 1日 (土) 妙福山 佐竹寺 茨城県常陸太田市天神林
第二十三番 2009年2月28日(土) 佐白山 観世音寺 茨城県笠間市笠間
第二十四番 2009年2月28日(土) 雨引山 楽法寺 茨城県桜川市
第二十五番 2008年10月25日 (土) 筑波山 大御堂 茨城県つくば市筑波
第二十六番 2008年10月25日 (土) 南明山 清瀧寺 茨城県新治郡新治
第二十七番 2009年1月10日(土) 飯沼山 円福寺 千葉県銚子市馬場
第二十八番 2009年1月10日(土) 滑河山 龍正院 千葉県香取郡下総
第二十九番 2008年10月 1日 (水) 海上山 千葉寺 千葉県千葉市中央
第三十番 2008年12月 6日 (土) 平野山 高蔵寺 千葉県木更津市矢那
第三十一番 2008年12月 6日 (土) 大悲山 笠森寺 千葉県長生郡長南
第三十二番 2008年12月 6日 (土) 音羽山 清水寺 千葉県いすみ市岬
第三十三番 2009年5月16日(土) 補陀洛山 那古寺 千葉県館山市那古
結願御礼の寺 (2009年9月予定) 定額山 善光寺 長野県長野市元善町
善光寺対の寺 (2009年9月予定) 北向観世音 長野県上田市別所温泉

後は結願御礼の寺 「善光寺(長野市)」と善光寺対の寺「北向観世音」を残すのみとなった。最近では新型インフルエンザに振り回され、ますます日本の経済状況は一層混迷を深めている。御礼巡拝を予定している4ヶ月後9月には長いトンネルの先に明るい光が見えていることを願いたいものだ。

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2009年5月16日 (土)

迫力満点の那古船形漁港「茂八寿司」

Photo_15 那古寺巡拝後、ネットで調べた船形漁港そばの「茂八寿司」で昼食とした。「上握り寿司(2520円)」を注文。名物厚焼き玉子や目抜き鯵の握り他新鮮な中トロ、カンパチ。イクラ、甘エビ、帆立七貫と鉄火巻、カッパ巻が載っている。
新鮮なネタも当地長狭米を使用したシャリもやたらでかい!一般的に握り一人前では満腹感を満足させることが出来ないが、さすが田舎寿司のド迫力でもう満腹、大満足だ。

Photo_16 創業は江戸時代で現在は七代目とか。
名物厚焼き玉子は私には少し甘すぎるかな?

茂八寿司

Photo_17 午後の船形漁港には誰も居らず静かな港であった。

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坂東第三十三番札所「補陀洛山 那古山」(結願寺)

Photo 今にも降り出しそうな曇天の中、仲間二人と坂東第三十三番札所 結願の寺「補陀洛山 那古寺」を巡拝した。

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三浦半島久里浜港から東京湾フェリーで金谷港に渡り、JR内房線「浜金谷駅」から30分「那古船形駅」で下車し、「那古寺」に向かう。

Photo_3 館山方向に徒歩10分で那古寺石段下に到着した。石段を上ればすぐだ。

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石段を上れば、仁王門が出迎える。両脇には勇壮な仏法を守護し、邪悪をそりぞける阿吽の呼吸の阿形像、吽形像が並ぶ。

Photo_7 仁王門を抜けると、境内はあまり広くは無いものの落ち着いた雰囲気で正面に観音堂、右手に県有形文化財の多宝塔や阿弥陀堂、左手に鐘楼が立ち並ぶ。(写真は奥の観音堂からカット)

Photo_8 那古寺は坂東三十三観音巡礼結願札所で、創建は養老元年(717)に行基が海中より得た香木で千手観音を刻み、ここに一宇を建てて祀ったのが始めと伝えられる。以来、頼朝をはじめ、足利尊氏や里見氏、徳川家らの武家の信仰を集め栄えたようだ。写真は昨年大修理が完了した観音堂。

Photo_9 境内奥には岩盤をくり貫き海上の安全祈願のための岩舟地蔵や龍王堂、白衣観音などが立ち並ぶ。

Photo_10 観音堂前からは日本百景のひとつといわれる鏡ヶ浦を一望で見下ろす事ができる。

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納経所で納経帳に結願のご朱印をいただき、結願之証を発行してもらう。

Photo_13 昨年、盆休み明けの8月24日第一番杉本寺の巡拝から約9ヶ月、延べ17日要したが本日5月16日結願することができた。一緒に巡拝した仲間二人にも御礼したい。
景気低迷が一層深刻化する中、各札所で商売繁盛・社運隆昌を祈った。約4ヶ月後の九月連休頃に大願成就していることを想定し、結願御礼の寺、長野・善光寺および対の寺、長野別所温泉・北向観世音へお礼参りしたいものだ。

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2009年3月21日 (土)

坂東第十七番札所「出流山 満願寺」

Photo_12 他のメンバーがまだ訪れていなかった大谷寺を経由して坂東第十七番札所「出流山 満願寺」(出流観音)に到着したのは3時過ぎだった。栃木の街中から北上し、静かな山里を過ぎ、蕎麦屋が並ぶ奥にひっそりと満願寺は建つ。

Photo_13 山門は2階建ての威風堂々とした造りだ。享保20年(1735)建立されたそうだ。

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朱色の仁王が睨みを聞かせている。変わったデザインの鐘楼も印象的だ。

Photo_16 山門入り直ぐ左手にある薬師堂

Photo_17 境内には茶店もある。お土産物軽食を売っている。名物よもぎ餅は残念ながら売り切れ。

Photo_18 満願寺は日光を開山した勝道上人がそれ以前の天平神護元年(765)に開創したとのこと。本堂は明和元年(1764)に再建され、八間四面の入母屋造りでこれまた堂々とした造りだ。

Photo_19 向拝天井部には龍などの見事な彫刻が施されている。

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信者により寄進された西院の河原

Photo_21 木立の中に本堂が覘く。沢沿いに奥に進む。ここからは別途拝観料300円が必要だ。境内は山あり谷ありの30万坪もある大密教寺院だ。

Photo_22 奥の院への道は意外と険しい。道の両手には苔むした石像などが立ち並び鬱蒼とした雰囲気を一層盛り上げる。

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奥の院への途中に建つ如蓮堂

Photo_24 岩をくり抜き建てられた聖天堂

Photo_25 約15分ほどで奥の院拝殿に着く。険しい斜面に建てられている。

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奥の院への上り口には高さ8mほどの大悲の滝がある。。

Photo_28 堂内は鍾乳洞で、中に高さ4mほどの鍾乳石が十一面観音の後姿として拝まれている。

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栃木市出流町288

出流山 満願寺

昨年8月にスタートした坂東三十三ヶ所札所巡りもこれで残り一ヶ所となった。

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満願寺参拝前に鹿沼市内でこんがり香ばしい宇都宮名物「正嗣の餃子」で昼食。

餃子専門店 正嗣

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坂東第十八番札所「日光山 中禅寺」

Photo 伊香保のホテルを8時に出発し、坂東第十八番札所「日光山 中禅寺」通称「立木観音」に向かう。日光の町に入ると奥日光のシンボル雪を被った男体山が迫ってくる。いろは坂を登り、10時半に到着した。

Photo_2 海抜1250mの中禅寺湖畔に立つ中禅寺の回りには雪も多く残る。朱塗りの堂々とした山門が出迎えてくれる。拝観料500円を支払って中に入る。

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Photo_5 左手が本堂になる。中禅寺は日光開山の勝道上人が延暦3年(784)創建されたお寺で日光山輪王寺の別院だ。明治35年に山津波で倒壊し、大正2年現在の場所に再建されたそうだ。

本堂内で常時公開されているご本尊は勝道上人自身の作と伝えられる千手観音の立木観音で重要文化財にも指定されている。根が付いたままの桂の立ち木状態で彫ったためその名が付けられたとか。素朴な安らかな表情が印象的だ。

右手は波之利大黒天堂。

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正面は納経所。左手上部にあるのは五大堂。開山1200年を記念し昭和44年に建てられた。五大明王が安置されている。そこからの中禅寺湖の展望は素晴らしい。

Photo_7 境内から見ると鐘楼、山門の向こうに堂々とした男体山が見える。

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宝珠地蔵や男女の愛情をつかさどり縁結びのご利益があると言う愛染明王を祀る愛染堂などが境内に立ち並ぶ。愛染堂は映画「愛染かつら」のロケ地ともなったそうだ。

Photo_10 最も高台にある五大堂から望む中禅寺湖の眺望は遠くに雪を被った連山が広がり素晴らしい。

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五大堂から望む男体山

栃木県日光市中禅寺歌ヶ浜2578

中禅寺

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2009年3月20日 (金)

坂東第十六番札所「五徳山 水澤寺」

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昼食後、坂東第十六番札所「五徳山 水澤寺」(水澤観音)に向かう。

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石段の手前には水屋があり、手水所となっている。朱塗りの仁王門は堂々とした造りだ。内面には風神・雷神像が並ぶ。

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水澤寺は1300余年前に推古天皇、持統天皇の勅願により開基されたと言われる。
この地は東京へ36里、日光へ36里、善光寺へ36里という枢要な霊場で、歴代の天皇の勅願寺として、上野の国司の菩提寺として栄えたそうだ。
観音堂は重厚な造りとなっているが、元禄年間に再建されたそうだ。

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六地蔵が安置される朱塗りの六角堂は中央の輪蔵を押しながら左に三回回ると願いが叶うとと言う。珍しい造りとなっている。

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霊泉が湧き出る龍王弁財天も人気スポットだ。

Photo_66 水子を祀る水子地蔵尊

Photo_67 古いお札を納める納札堂

Photo_68 朱塗りの目映い鐘楼は昭和50年に完成し「大和の鐘」と呼ばれている。

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干支の守護仏とされる守り本尊。私の干支・寅は何故か丑寅一緒で虚空蔵菩薩だ。しっかりとお参りした。

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観音堂前には多くの絵馬がかかる。観音杉は市指定天然記念物にもなっている。

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多くの参拝客で賑わい、見所も多い。

群馬県渋川市伊香保町水沢214

水澤寺

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今夜の宿は伊香保温泉。石段街を散策後、美味しい料理に温泉で疲れを癒し、熟睡だ。

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水澤観音門前の「元祖 田丸屋」

Photo_47  水澤観音参拝前に昼食をとる事にした。山門前に門前町のようにうどん屋が10数軒立ち並ぶ。讃岐うどん、稲庭うどんと並び水沢うどんは日本三大うどんと称される。
山門に一番近い所にあるのが創業天正10年(1582)水沢うどんの元祖と呼ばれる「田丸屋」。やはり元祖を選択し、店に入った。

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2時を回り、昼飯時を過ぎているが多くの観光客で大賑わいだ。

Photo_53 天ぷら三品付のもり(醤油たれ)を注文した。お代は1260円也、こしが強く、白く艶のある麺だ。晩飯が近い事を考慮して大盛は遠慮したがつるつるとあっという間に平らげた。やはり大盛にすべきだったかも・・・。評判通りの美味だ。

元祖 田丸屋

Photo_54 店内はテーブル席と畳席があり、明るく清潔な雰囲気だ。

Photo_55 水澤観音参拝後、ホテルに入るには少し早いので榛名湖に行ってみた。榛名湖と榛名富士が見事にマッチしている。初めて来るが、火山の噴火でできたカルデラ湖のようだ。このあたりまで来ると所々に雪が残り、風も強いためクソ寒い。早々に引き上げる。

Photo_56 ドライブウェイ途中の展望台から伊香保温泉の街並みを眼下に見下ろす。

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坂東第十五番札所「白岩山 長谷寺」

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友人にマイカーを出してもらい、三人で北関東の札所を巡った。心配された天候も朝のうちは雨が残ったものの現地に到着する頃にはすっかり回復した。まずは坂東第十五番札所「白岩山長谷寺」(白岩観音)を参拝した。坂東札所の中に三ヶ所同名の寺があるが、他と違い「ちょうこくじ」と読む。

Photo_42 関越道前橋ICを出て約40分、田園風景の広がる道路沿いにある。比較的新しそうな朱塗りの山門が印象的だ。

Photo_33 観音堂は武田勝頼の命により天正8年(1580)に再建されたと言う。堂々とした造りだ。かつては修験の寺として栄え、本尊の十一面観音像は県の重要指定文化財となっている。

Photo_34 立派な向拝の前上部には重厚な彫刻が見事に施されている。

Photo_35 境内には歴史ある石像や無縁仏などが並ぶ。

Photo_36 道路側には鐘楼が立つ。

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Photo_43 Photo_18  手水所には人感センサーが右上に設置され、人を感知すると龍の口から水が流れる。節水が行き届いている。

群馬県群馬郡榛名町白岩448

長谷寺

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2009年2月28日 (土)

坂東第二十三番札所 「佐白山 観世音寺」

Photo_50 本日最後に巡るのは坂東第二十三番札所 「佐白山 観世音寺」だ。観世音寺は笠間稲荷神社の門前町として、また城下町として、笠間焼の生産地として有名な茨城県中部の町、笠間市の市街地から少し入った山すそにあった。笠間稲荷神社の大駐車場に車を置き、参道を進む。

Photo_51 笠間稲荷神社の大駐車場に車を置き、参道を進む。梅の花が満開だ。

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参道を進むと程なく境内に着く。あまり広くない境内の正面に本堂があり、他には建物は無い。
現在の本堂は昭和5年に建てられたそうだが、東大寺三月堂風の新本堂建設を計画中だとか。一日も早い建立を願いたい。

裏山は広く、約3万5千株ものつつじが植えられ、花の季節には素晴らしい景観だそうだ。

Photo_58 納経所は本堂が兼ねており、靴を脱いで上がる。住職が法話とは言えないが、どこから来たかと尋ね、東西の言葉の違いなどを話し、お茶を振舞ってくれる。折角観音巡りをするなら写経くらいして欲しいが、せめて読経くらいはと写真の「延命十句観音経」が渡され、僧侶が読経してくれる。なかなかのこだわりのお寺だ。

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坂東第二十番札所 「獨鈷山 西明寺」

Photo_35 焼き物の里「益子」に坂東第二十番札所 「獨鈷山 西明寺」はある。陶器店が立ち並ぶ通りの手前を右に曲がり、山に入って行くとそこに西明寺は静かにしっかりと輝きを放っていた。

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茅葺屋根の納経所の前を通り、昼尚暗い鬱蒼とした林の中、石段を上る。

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上り終えるとそこに茅葺屋根の楼門と珍しい銅板屋根の三重塔が立ち並ぶ。いずれも14世紀前後の建造物で荘厳な造りで国の重要文化財にも指定されている。

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西明寺は寺伝によると737年(天平9年)行基により開創とか。本堂は1701年(元禄14年)に改修され現在の形になったとのことだが静けさの中に歴史の重みを感ずる建物である。県の重要文化財にもなっている。

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境内には他にも巨大な閻魔大王が祀られている閻魔堂や鐘楼、大師堂など見所も多い。また前日の雪が残り、雰囲気を一層高めている。

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西明寺

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坂東第二十四番札所 「雨引山 楽法寺」

Photo_20 昨日までの天気が嘘の様に回復し、学生時代の仲間二人と一ヵ月半ぶりに坂東札所巡りに出かけた。筑波山の北側3札所を目指す。TXつくば駅でレンタカーを借り、筑波山を経由して、坂東第二十四番札所 「雨引山 楽法寺」通称「雨引観音」をまず参拝した。
山門手前の河津桜が満開で春がそこまで来ていることを感ずる。

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薬医門をくぐり、参道の石段を上る。両側は3000株のあじさいが植えられ、梅雨時は壮観なようだ。

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右手には歴史ある鐘楼、左手には伝説の「宿かり椎」など見所が多い。

Photo_26 朱塗りの仁王門は豪華な雰囲気をかもし出している。左手の石垣もまるで城壁のようだ。

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昔から「一に安産 二に子育て 三に桜の楽法寺」と謡われる楽法寺、通称雨引観音は安産・子育ての祈願所として人気があり、また「関東の吉野」と呼ばれるように桜の名所としても有名なようだ。この季節にも境内各所で早咲きの河津桜が満開だ。
境内には子連れのお礼参りの参拝客で賑わっている。
県の重要指定文化財にも指定されている観音堂、多宝塔はいずれも豪華で聖武天皇や徳川家などに愛されてきた輝かしい歴史を感ずる。

Photo_30 眺望も素晴らしく、遠くに筑波山も良く見渡せる。

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Photo_34 境内には孔雀や軍鶏が放し飼いされ、心を和ませてくれる。

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雨引観音 楽法寺

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2009年1月10日 (土)

坂東第二十七番札所 「飯沼山円福寺 奥之院満願寺」

Photo_41再び銚子電鉄に乗り、犬吠駅で下車し、徒歩5分ほどにある円福寺奥之院「満願寺」を参拝した。このお寺は百観音や四国八十八ヶ所巡りなど満願成就した人々の浄財で、報恩感謝のために平成11年に竣工した新しいお寺だ。今まで巡ってきた1000年を越えるお寺から比べれば正直言ってケバケバしい。
本堂上からの展望は素晴らしく太平洋、犬吠埼、銚子電鉄犬吠駅が見渡せる。
中の施設はやはり各霊場の仏足場跡のお砂場など各霊場巡り関連が多い。

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住所 千葉県銚子市天王台9822-1

じゅんれいのてら 補陀洛山 満願寺

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坂東第二十七番札所 「飯沼山 円福寺」

Photo_17 続いて二十七番札所「飯沼山 円福寺」(飯沼観音)を目指した。成田線で終点銚子で銚子電鉄に乗り換え観音駅で下車、徒歩5分ほどで到着した。驚いたのは僅か総延長16.4kmワンマン運転のオンボロ電車が走る銚子電鉄の人気だ。

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銚子と言えばいわし水揚げ日本一の銚子漁港があり、醤油やキャベツも有名。そしてこの飯沼観音の門前町として発展してきたようだ。昔は広大な敷地を誇っていたとの事。

朱塗りの仁王門をくぐると小ぶりの大仏があり、その奥には堂々とした威容を誇る観音堂が立つ。左手には5月5日落慶法要を待ち竣工間近の五重塔がそびえる。

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納経所を兼ねた本坊は駅側に約200mほど戻った所にある。

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ご本尊 十一面観世音
拝観料 無料
住所  千葉県銚子市馬場町293

飯沼山 円福寺

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坂東第二十八番札所 「滑河山 龍正院」

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第二十八番札所「滑河山 龍正院」(滑河観音)を参拝した。千葉で乗り換え、成田線滑河駅で下車、利根川に平行に南西方向に20分ほど歩く。広々とした田園風景が続く。

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大注連縄が注目の茅葺の仁王門が出迎えてくれる。大注連縄は毎年1月8日に更新されるとの事。と言うことは今日で新しい注連縄はまだ3日目と言うことか。室町時代に再建されたと言う仁王門は国の重要文化財にも指定されている。

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龍正院は延命・開運、安産・子育ての観音さまとして信仰を集めている。ご本尊は十一面観音で、承和5年(838)慈覚大師の開基と伝えられる。
本堂は銅板葺きの荘厳なスケールで、元禄9年(1696)建立で県の有形文化財にも指定されている。
境内には珍しい夫婦松、芭蕉句碑、宝篋印塔、鰐口やぼけ封じ道祖神など見所も多い。

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滑河山 龍正院

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2008年12月12日 (金)

坂東三十三ヶ所巡り(INDEX)

お盆明け8月24日に第一番杉本寺でスタートした坂東三十三ヶ所観音巡りも年内はここまでとする。駆け足で23ヶ所回り、残り10ヶ所となった。今日までの記録をINDEXにまとめてみた。

  訪問日 寺院名 所在地
第一番 2008年8月24日 (日) 大蔵山 杉本寺 神奈川県鎌倉市二階堂
第二番 2008年8月24日 (日) 海雲山 岩殿寺 神奈川県逗子市久木
第三番 2008年8月24日 (日) 祇園山 安養院 神奈川県鎌倉市大町
第四番 2008年8月24日 (日) 海光山 長谷寺 神奈川県鎌倉市長谷
第五番 2008年9月20日 (土) 飯泉山 勝福寺 神奈川県小田原市飯泉
第六番 2008年9月20日 (土) 飯上山 長谷寺 神奈川県厚木市飯山
第七番 2008年9月20日 (土) 金目山 光明寺 神奈川県平塚市南金目
第八番 2008年9月20日 (土) 妙法山 星谷寺 神奈川県座間市入谷
第九番 2008年11月29日 (土) 都幾山 慈光寺 埼玉県比企郡都幾川
第十番 2008年9月27日 (土) 巌殿山 正法寺 埼玉県東松山市岩殿
第十一番 2008年9月27日 (土) 岩殿山 安楽寺 埼玉県比企郡吉見
第十二番 2008年11月23日 (日) 華林山 慈恩寺 埼玉県岩槻市慈恩寺
第十三番 2008年11月23日 (日) 金龍山 浅草寺 東京都台東区浅草
第十四番 2008年10月13日 (月) 瑞応山 弘明寺 神奈川県横浜市南区
第十五番 (2009年3月予定) 白岩山 長谷寺 群馬県群馬郡榛名
第十六番 (2009年3月予定) 五徳山 水澤寺 群馬県北群馬郡伊香保
第十七番 (2009年3月予定) 出流山 満願寺 栃木県栃木市出流
第十八番 (2009年3月予定) 日光山 中禅寺 栃木県日光市中禅寺
第十九番 2008年11月 8日 (土) 天開山 大谷寺 栃木県宇都宮市大谷
第二十番 (2009年2月予定) 独鈷山 西明寺 栃木県芳賀郡益子
第二十一番 2008年11月 2日 (日) 八溝山 日輪寺 茨城県久慈郡大子
第二十二番 2008年11月 1日 (土) 妙福山 佐竹寺 茨城県常陸太田市天神林
第二十三番 (2009年2月予定) 佐白山 観世音寺 茨城県笠間市笠間
第二十四番 (2009年2月予定) 雨引山 楽法寺 茨城県桜川市
第二十五番 2008年10月25日 (土) 筑波山 大御堂 茨城県つくば市筑波
第二十六番 2008年10月25日 (土) 南明山 清瀧寺 茨城県新治郡新治
第二十七番 (2009年1月10日予定) 飯沼山 円福寺 千葉県銚子市馬場
第二十八番 (2009年1月10日予定) 滑河山 龍正院 千葉県香取郡下総
第二十九番 2008年10月 1日 (水) 海上山 千葉寺 千葉県千葉市中央
第三十番 2008年12月 6日 (土) 平野山 高蔵寺 千葉県木更津市矢那
第三十一番 2008年12月 6日 (土) 大悲山 笠森寺 千葉県長生郡長南
第三十二番 2008年12月 6日 (土) 音羽山 清水寺 千葉県いすみ市岬
結願寺 (2009年4月予定) 補陀洛山 那古寺 千葉県館山市那古
結願御礼の寺 (未定) 定額山 善光寺 長野県長野市元善町
善光寺対の寺 (未定) 北向観世音 長野県上田市別所温泉

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2008年12月 6日 (土)

坂東第三十番札所 「平野山 高蔵寺」

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本日最後目的地は第三十番札所 「平野山 高蔵寺」(高倉観音)。房総半島東海岸(外房)から一気に西(内房)に戻る。高蔵寺も小高い丘にあり、周りには樹齢数百年の杉の木立が被う。江戸時代初期に再建された仁王門を抜けるとあまり広くない境内に出る。

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境内の奥には本堂がある。文化財にも指定されている高床式の珍しい建物だ。床の高さが2.3mあり、床下から本尊から拝観できる。本堂は1526年に再建され、屋根は平成11年に復元されたとの事。開創は用明天皇の御代、6世紀までさかのぼるとの事。

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境内には「望叶観音」鐘楼」が立ち並ぶ。また藤原鎌足生誕の伝承もあり、鎌足杉と呼ばれる霊木もある。ここまでの道中には鎌足小学校や鎌足中学校もあった。

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高蔵寺

千葉県木更津市矢那1245

拝観料 無料
 *観音浄土巡りは300円

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坂東第三十二番札所 「音羽山 清水寺」

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次に第三十二番札所 「音羽山 清水寺」を目指す。あの有名な京都の清水寺(西国第十六番札所)と山号も寺号も全く同じで、西国第二十五番札所の御嶽山清水寺と合わせ「日本三清水」と呼ばれているそうだ。ウィキペディアに寄れば日本全国に「音羽山清水寺」は5ヶ所もあるようだ。小高い丘の上にあり、参道を上ると仁王門へ到達する。この門は比較的新しそうだ。仁王門をくぐり、しばらく進むと朱色に塗られた四天門に出る。なかなか趣のある門だ。

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四天門をくぐると、左手に奥院堂があり、本尊十一面観音像が常時開帳されている。右手には百体観音堂がある。西国・坂東・秩父の百観音の小さなうつし本尊が祀られている。百観音を巡れない人のためにあるようだ。その横には「赤穂浪士四十七士」の彫刻も並んでいる。なかなか面白いお寺だ。

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最後の石段を登ると本堂だ。この寺は師・最澄の志を継いだ慈覚大師円仁が観音像を刻み、807年に坂上田村麻呂が堂宇を建立したと伝えられているそうだ。本堂は絵馬や奉納額が多く掛けられ何とも渋い様相となっている。またここでも境内で芭蕉の句碑を発見した。

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清水寺

千葉県いすみ市岬町鴨根1270

参拝料 無料

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坂東第三十一番札所 「大悲山 笠森寺」

Photo 川崎からアクアラインバスで約1時間千葉県木更津に到着した。レンタカーを借りて、冬の日差しを浴び、のどかな田園地帯を抜けてまず第三十一番札所「大悲山 笠森寺」を目指す。
駐車場に車を置き、女人坂と呼ばれる参道を上る。一帯は天然記念物にも指定されている笠森寺自然林で、「三本杉」や「子授けの楠」など巨木が立ち並ぶ。5分ほど歩くと二天門に到着。門の手前には芭蕉の「五月雨に この笠森を さしもぐさ」と詠った句碑もある。東海道を歩いた時にも驚いたが、芭蕉は日本全国良く歩いたものだ。

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笠森観音と広く呼ばれているが、784年に伝教大師最澄が十一面観音を刻んだのが始まりだとか、このお寺の特徴は何と言っても、岩場の上にそそり立つ観音堂だ。広重の浮世絵にも描かれ、1028年に建立され、国指定の重要文化財にもなっているとのこと。
急階段を登り、回廊に出る。四方の眺望は素晴らしく房総の山々が眼下に見渡せる。

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境内はそれほど広くないが、「六角堂」「鐘楼堂」などが立ち並ぶ。紅葉には少し遅すぎたようだ。

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笠森寺

千葉県長生郡長南町笠森302

拝観料 100円

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2008年11月29日 (土)

坂東第九番札所「都幾山 慈光寺」

Photo 坂東第九番札所「都幾山 慈光寺」へ、東武東上線坂戸駅から越生線に乗り換え、梅林で有名な終点・越生駅で下車し、バスを乗り継ぎ慈光寺を目指した。坂東巡りを始めて、過去行ったことの無いローカル線や町を訪れる事が多い。勿論「越生」も初めてだが、これで「おごせ」と読む。難解な読み方だ。越生町から隣のときがわ町へバスは田園地帯を抜け、都幾山を登る。

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坂東第九番札所「都幾山 慈光寺」は奈良時代に釈道忠によって開かれ、鎌倉時代には頼朝の寄進を受け、一山七十五坊を擁する大寺院として栄えたとの事。寺院には平地にも関わらず山号が付いている事が多いが、慈光寺は都幾山と言う山号がぴったりの山岳寺院だ。山門を入り、本堂の右手には慈覚大師が植えたと伝えられる樹齢千百年を越える多羅葉樹がある。

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急坂の参道を登ると観音堂がある。本尊の千手観音は一番左下の手だけが手の甲を向けているとか。法華経一品経など国宝や重要文化財が数多く所蔵され宝物殿もある。イチョウやモミジなど少し紅葉の季節は過ぎた感はあるが、まだまだ美しい。また眼下の眺望も素晴らしい。観音堂外陣上に飾られている白馬は左甚五郎の作とか。

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観音堂へは駐車場からは急坂の石段もある。広大な敷地に多くの施設が点在し、また多くの文化財を有する大寺院だ。納経所のお坊さんもなかなか味がある。この寺は一回や二回来たって、広くてわからんよと言っていたが、その通りであろう。桜やシャガが咲く春にでもまた訪れたいものだ。空海や良寛の名筆を復元した石碑や国の重文にもなっている銅鐘、開山塔を収納する開山堂を辿りながら、下山する。

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しばらく下ると板状の石碑が立ち並ぶ「青石塔婆」と呼ばれる板碑が9基立ち並ぶ。麓の町近くには「女人堂」が建つ。女人禁制時代にはここで観音参りをしていたようだ。

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麓の「慈光寺入口」バス停まで来たが、次のバスは1時間後、やむなく都幾川沿いの道をノンビリ秋を満喫しながら歩いた。

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寺を出て、2時間足らずでJR八高線(文字通り八王子と高崎を結ぶローカル線だ)「木のむら・ときがわ町」にピッタリの木造作りの明覚駅に到着。1時間近く待って、越生を経由して戻る。

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慈光寺

埼玉県比企郡都幾川村西平386

拝観料 無料
宝物殿 300円

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2008年11月23日 (日)

坂東第十三番札所「金龍山 浅草寺」

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浅草まで戻ってくると、夕陽がアサヒビール本部ビルに映え、美しい。隅田川に架かる吾妻橋から墨田リバーサイド地区を眺め、シャッターを切った。
時計は4時半を回っていたが、浅草寺を覗いて見ることとした。やはりお江戸観光の中心スポット「浅草」は日時を問わず、浅草の観音さんとして庶民に親しまれ、多くの人々で賑わっている。雷門には右手に風神像、左手に雷神像が睨みを効かせている。仲見世を通り、宝蔵門に向かう。

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浅草寺は寺伝に寄れば推古天皇の頃(628)発見された聖観音像を、大化の改新時(645)勝海上人が観音堂を建立し、本尊としたのが始まりとの事。江戸最古の寺院だ。その後、頼朝や家康とも深い関わりを持ち、徳川家の祈願所ともなり、発展を続けたようだ。しかし昭和20年の東京大空襲で焼け野原となり、本堂は昭和33年再建されたと言う。
大草鞋がかかる宝蔵門や本堂(観音堂)、五重塔、雷門と主要施設は見事にライトアップされ美しい。

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帰り道に仲見世を散策。多くの観光客で賑わっている。老舗の人形焼き屋さんには行列が出来ている。
驚きは人力車が多いこと。以前からこのように多かったか記憶が無い。寒空の中、若者が声を嗄らして客を呼び込んでいた。

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浅草寺

東京都台東区浅草2-3-1

拝観料 無料

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坂東第十二番札所「華林山 慈恩寺」

Photo 休養日を予定したが、あまりの好天で出かける事にした。浅草から東武鉄道で春日部へ、野田線に乗り換え、豊春で下車。住宅と田畑が混在した田園風景の一本道を30分ほど歩くと慈恩寺に到着した。雲一つ無い日本晴れで汗ばむような好天だ。このあたりは旧岩槻市であったが、合併により現在はさいたま市岩槻区となった。

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慈恩寺は824年慈覚大師により開かれ、寺名も中国長安の大慈恩寺にちなんで命名されたそうだ。盛時には広大な敷地を有していたようだが、災厄により現在に至っている。現在の天保年間の建立だそうだが、重厚感溢れる雰囲気をかもし出している。本堂右手にある「南部鉄灯籠」は市の指定文化財にもなっている。
拝観料は無料であるが、慈恩寺のガイドやご利益ある「延命十句観音経」を授けてくれる。

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約500mほど離れた所に西遊記で有名な玄奘三蔵法師の霊骨塔がある。穏やかな田園を抜け、そちらに向かう。高さ15m十三重塔で日本軍が偶然発見した三蔵法師の分骨が納められている。玄奘塔を守る亀の石像(?)もユニークだ。

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Photo_17あまりの好天で帰り道、秋の風物詩に思わずシャッターを切った。季節外れの感がする花にも遭遇した。

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慈恩寺

埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺139

拝観料 無料

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2008年11月 8日 (土)

大谷石の里を巡る

Photo_12 大谷寺参拝後、周辺の「大谷石の里」を散策した。住宅や石塀などに幅広く活用されている大谷石の産地だ。大谷寺の前の道を少し入ると大谷石の切り立った絶壁の中を抜けるとそこに平和観音像が立っている。高さ約27M、幅20Mの堂々としたスケールだ。昭和23年着工し、6年の歳月を経て竣工し、昭和31年に開眼されたとのこと。第二次世界大戦の戦没者慰霊と平和を祈念して完成。採掘場の跡地にあり、付近は公園として整備されている。観音像の肩辺りは展望台となっており、大谷寺も見下ろす事が出来る。

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公園を出たところに土産物屋が一軒ある。店主と話すと往時は130ヶ所もの採掘場があったが、今や市の認可も下りず11-12ヶ所のみとなったとの事。鹿沼土もそうだが、取ってしまえば終わり、生産することは出来ませんからねと寂しげであった。逸話の残る「親子かえる」などの大谷石を使った土産物を販売している。

Photo_20 その後、付近を散策、資料館や景観公園を30分ほどかけて巡った。大谷石の採掘場跡や自然の壁が作り出す景観は過去に体験した事の無いゾーンだ。

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坂東第十九番札所「天開山 大谷寺」

Photo 伯父の米寿の祝が鬼怒川温泉のホテルで開かれることになり、行く途中に第十九番札所「大谷寺」(大谷観音)を目指した。先週の土曜と比べ数週間経ったのか思うほどドンより曇った底冷えする一日だ。東武鉄道で宇都宮へ、関東バスに30分ほど揺られ、大谷観音前で下車、徒歩5分足らずで到着した。
このあたりは大谷石の産地として有名な所で、周囲は岩肌がむき出しになった山や崖が多く、一種独特の雰囲気をかもし出している。あまり体験したことの無い環境だ。また気温の低下と共に紅葉も一気に加速し、もみじやイチョウの紅葉も素晴らしい。

真っ赤な仁王様が睨みを利かす山門をくぐり、中に入ると大きな大谷石の岩壁に潜り込んだように本堂が建っている。神秘的な世界だ。堂内は撮影できないが、本尊は弘法大師の作と伝わる日本最古の石仏と言われる千手観音の磨崖仏で、常時開帳されている。国の特別史跡、重要文化財にも指定されている。年代は新しくなるが、釈迦三尊像・薬師三尊像・阿弥陀三尊像の磨崖仏が立ち並ぶ。拝観料は300円だが、詳しくガイドしてくれる。
徳川家康の長女・亀姫との繋がりも深いようで、徳川家の保護のもとに繁栄したようだ。そのため各所に徳川の葵の御紋を見ることが出来る。

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昭和37年から3年かけて保存維持のために工事が行われ、その際発掘された縄文時代の土器や人骨が宝物館に展示されている。庭園には弁財天があり、池と紅葉が見事にマッチし、素晴らしい景観を作り出している。

拝観後、大谷石の里を巡り(詳細別掲)、宇都宮に戻り、鬼怒川に向かった。

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大谷寺

栃木県宇都宮市大谷町1198

拝観料 300円

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2008年11月 2日 (日)

奥久慈大子・八溝山を登る

Photo_43 お世話になった玉屋旅館を朝8時タクシーで出発し、およそ20分で蛇穴(じゃけち)に到着。八溝嶺神社の大鳥居をくぐり、スタート。すぐ右手には古い祠と自然に同化しかかった石像があった。林道を10分ほど行き、山道へ入る。杉やブナ、ダケカンバなどの原生林の中を一歩ずつ歩を進める。

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歩き始めて約1時間で「日輪寺入口」の道標を過ぎ、「旧参道入口」に到着。参道をしばらく進むと谷のせせらぎが聞こえ、日本名水100選の八溝川湧水群へ出た。まずは水量豊富な「金性水」。「八丁坂」と呼ばれる急坂を登りながら、「鉄水」「龍毛水」「白毛水」「銀性水」と辿って行くとほどなく山頂へ到着だ。2時間足らずの行程だ。

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茨城県最高峰標高1022mの山頂には、八溝嶺神社と展望台がある。空気が澄んだ日には遠く富士山も見えることがあるとか・・・。天気は秋晴れ・日本晴れの最高の天気であったが、あいにく見ることは出来なかった。しかし360度素晴らしい眺望である。茨城県・栃木県・福島県3県境になり、山頂の標識には福島県棚倉町と記されていた。

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山頂から20分ほど一気に下ると目的地「坂東第二十一番札所日輪寺」に到着。玉屋旅館で作ってもらった「しゃも弁当」に舌鼓を打ち、金性水で沸かしたコーヒーを飲んでくつろぐ。(日輪寺詳細は別掲)
紅葉の最盛期には少し早いがこのあたりまで来ると紅葉はかなり進んでいる。

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日輪寺からは一気に下山し、約1時間で出発点の大鳥居に到着。気を利かしてくれた運転手は早めに迎えに来てくれ、常陸大子駅前で名物そばにビールで休息をとり、3時38分発の水郡線で常陸大子を後にした。途中、水戸で乗り換え、帰宅7時半。

初めて訪れた常陸大子町だが心温かい玉屋旅館の皆さんやタクシーの運転手さんとの触れ合い、そして温泉、特産品のしゃも鍋、鮎、こんにゃく、そば等他にもりんごや地酒、お茶など正に自然の宝庫「大子町」だ。また機会があれば訪れたいものだ。

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坂東第二十一番札所 「八溝山 日輪寺」

1 坂東札所巡りの中で、最北端にあり、且つ最難関と言われる第二十一番札所「日輪寺」を目指した。常陸大子駅からタクシーでバスの終点蛇穴(じゃけち)まで行き、歩いて日輪寺に向かった。(詳細別掲)

日輪寺は茨城県の最北端・最高峰の八溝山(1022m)の八合目あたりにあり、昔から「八溝知らずの偽坂東」とか「坂東の八溝知らず」と言われ、ここだけは巡れない人も居たそうだ。住職の話では常陸大子駅から40kmあり、昔は駅から歩いて日輪寺を目指したため途中追いはぎもでたそうだ。昭和56年に林道が開通し、今では車で上がって来れる。寺伝に寄れば天武天皇時代(673)草創とされ、水戸黄門も参った記録があり、麓には泊まった屋敷も残されているとか・・・。
今の本堂は昭和48年に再建された質素な建物だが、脇には朽ちた旧堂が残っている。

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冬場は雪や道路の凍結で閉鎖され、住職も麓から通っているようだ。本尊は弘法大師作と伝えられる十一面観音菩薩。
紅葉はピークは後1-2週間先と思われるが、境内にはもみじも多く、秋の気配を満喫できる。

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日輪寺

茨城県久慈郡大子町上野宮字真名板倉2134

拝観料 無料

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2008年11月 1日 (土)

坂東第二十二番札所 「妙福山 佐竹寺」

Photo 好天に恵まれ、学生時代の仲間4人とまず坂東第二十二番札所「妙福山佐竹寺」を目指す。上野発8時スーパーひたち7号で水戸へ。水郡線に乗り換え、途中上菅谷で又乗り換え常陸太田に10時到着した。3連休の初日で車内は観光客でごった返す。常陸太田は佐竹氏や水戸徳川家の城下町としてかつては繁栄したとのことであるが、今は町村合併により茨城県一番の面積を誇るものの水郡線の支線と言う条件の悪ささか駅前も寂れた感がする。

駅前から約2キロ西向かった所に佐竹寺はあった。道に面した仁王門には江戸時代の作と言われる仁王像が睨みを利かしている。佐竹寺はその名の通り佐竹氏の祈願所として栄え、境内正面の本堂も1546年に佐竹義昭が再建したと伝えられ、桃山時代建築の先駆として国宝に指定されている。茅葺の大屋根が厳かな雰囲気を一層強く印象付けている。

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Photo_9 拝観料は無料。御詠歌は「ひとふしに 千代をこめたる 佐竹寺 かすみがくれに 見ゆるむらまつ」

水郡線は日に15本しかなく、朝夕が中心で日中は2時間に1本しかない。効率良く回るにはタイムロスを生じる。よって已む無くタクシーを呼び、次の目的地「袋田の滝」に早く到着するため水郡線本線の一番近い駅約7キロ離れた瓜連(うりづら)駅まで進んだ。

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佐竹寺

茨城県常陸太田市天神林町2404

拝観料 無料

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2008年10月25日 (土)

坂東第二十六番札所 「南明山 清瀧寺」

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第二十六番清瀧寺を目指し、筑波山神社入口バス停まで坂を下りてきた。タッチの差で筑波山口までのバスに乗り遅れ、時計は早や2時半を指している。1時間半の遅れは挽回不能。元々の計画では、筑波山口から土浦駅行きのバスで途中まで行き、そこから約1時間歩いて清瀧寺を目指す予定だがこれでは間に合わない。やむなく土産物屋でタクシーを呼んでもらい、タクシーに乗った。予想以上に遠い。約30分タクシー代は5840円と予定外の出費となってしまった。(ショック!)

周囲一体は田園地帯で緩やかな坂道を上ると天保年間に再建されたという古色蒼然とした仁王門が迎えてくれる。仁王門をくぐるとそこでは猫ちゃんがお出迎えだ。慣れているのか逃げる素振は全く見せない。急な石段を上り、本堂に出る。本堂は二度の火災に合い、昭和52年地元の信徒の熱意で再建されたとか。現在も地元老人会の奉仕活動で納経所の運営がされているようだ。参拝料は無料。

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このあたりは柿や栗などの果樹園も多く、平安時代に小野小町が東北に旅する途中当地で病に倒れ、亡くなったと言われる小町の里。小町ふれあい広場なども整備され、「関東ふれあいの道」にもなっている。のどかな田園風景の中を、路線バスの高岡バス停まで約1時間早足で歩を進める。バスで約30分足らず、常磐線土浦駅へ着いた頃は周囲も薄暗く、時計は5時を指していた。1時間半のロスは予定外の出費でカバーし何とか2ヶ所回ることが出来たが反省多い一日だ。

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清瀧寺

茨城県土浦市小野1151

拝観料 無料

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坂東第二十五番札所 「筑波山 大御堂」

Photo ガマの油の口上で有名な筑波山にある坂東第二十五番札所「筑波山大御堂」を目指した。曇天だが雨の心配は無さそうなので、9時半に家を出た。しかし、ここで失敗の一日の始まりだ。電車の接続良く品川の手前まで来て気が付いた。大事な納経帳を入れ忘れた。証跡を残すことは三十三ヶ所巡りをするには何より大事な事。やむなく品川から引き返し、納経帳を入れて再スタート。1時間のロス。山手線を秋葉原で乗り換え、快適なつくばエクスプレスでつくば駅に到着。すでに時計は12時15分を指している。事前調査で筑波山神社行きバスは毎時00分30分のはずだが、12時半だけ無い。次は1時00分だ。あーぁ!合計1時間半のロスになる。軽く昼食を終え、ようやく筑波山神社を目指す。車窓から標高877m筑波山の男体山・女体山が迫ってくる。

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途中からはつづら折の坂道をバスは進み40分ほど筑波山神社前に到着。さすがに観光客は多い。大鳥居をくぐり、5分ほど上ると「筑波山大御堂」に到着。
8世紀末、徳溢上人の開基とされ、後に弘法大師空海が密教道場を開いたとされている。神仏習合信仰の山で、筑波山神社の中にあったが、明治に入って廃仏毀釈で破却され、本尊の千手観音像だけは難を逃れ、昭和36年に現在の場所に再建。民家を改修された言う本堂は質素な佇まいを見せている。平成13年には鐘楼も再建されている。

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拝観料は無料。御詠歌は「大御堂かねは筑波の峯に立て かた夕暮れに くにぞこひしき」である。

通りに戻り、ホテル・旅館や土産物屋を抜けると筑波山神社に出た。大御堂と違い多くの観光客でごった返している。筑波男大神、筑波女大神の夫婦二神を主神とする全国屈指の由緒ある名社。境内ではガマ口上保存会のメンバーお馴染みの口上を披露している。
山頂へのケーブルカーの乗り場も近い。眼下には関東平野が広がっている。

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大御堂

茨城県つくば市筑波748

拝観料 無料

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2008年10月13日 (月)

坂東第十四番札所「瑞応山 弘明寺」

秋晴れの体育の日、自宅から最寄の十四番札所「瑞応山弘明寺」(通称 弘明寺観音)を参拝した。京浜急行電鉄弘明寺駅前にある。寺伝によると721年インドの善無畏三蔵法師により開設されたと言う古刹だ。鎌倉時代には源家累代の祈願所として、江戸時代には坂東三十三番観音霊場の札所として信仰を集めたようだ。本日も朝早くから参拝客も多く、今も近郊の人々の信仰を集めている事が伺える。

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商店街から真っ直ぐに進むと重厚な仁王門があり、両サイドには仁王が正しく仁王立ちだ。石段を上ると観音堂がる。

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石段の途中に「身代り地蔵」がある。2001年に京浜急行が寄贈したと言う新しい地蔵さんだが心を和ましてくれる優しい眼をしている。

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あまり広くない境内だが開祖が埋めて結界した霊石「七ツ石」や県の文化財にも指定された鐘楼がある。

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本堂は再建された比較的新しい建物だが平安時代の当時の古材を使っているとの事で重厚な雰囲気をかもし出している。
本尊は十一面観音像で国の重要文化財になっている。平安時代の作だとか。

Photo_8寺の前からアーケードを抜けると旧鎌倉街道に出る。この辺りは門前町として発展したようだ。
こちら側には地下鉄弘明寺駅があり、京浜急行弘明寺駅は寺の上に位置する。

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拝観料は無料。ガイドを見ると有料なんですが、私は払いませんでした。そのような場所も無かったと思うのですが。

弘明寺

神奈川県横浜市南区弘明寺町267

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2008年10月 1日 (水)

坂東第二十九番札所 「海上山 千葉寺」

6年程前2年過ごした懐かしい千葉にやってきた。千葉市の中心部近く、大網街道沿いに「第二十九番札所 海上山千葉寺」はある。寺伝によれば、709年この地を訪れた僧行基が十一面観音像を安置したのが始まりで、聖武天皇の命により千葉寺と称したようだ。鎌倉時代の豪族・千葉氏の祈願所でもあり、市内最古の古刹だ。
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1841年に再建されたとされる単層入母屋作りの仁王門をくぐると、境内中央に所狭しと大銀杏がでんとそびえている。創建時に植えられたとされている。と言うことは樹齢1300年と言うことになる。高さ30m幹の太さは約8mで県の天然記念物にも指定され、老いてますます元気である。
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観音堂は戦災で焼け、現在は昭和51年に再建されたコンクリート造りで残念ながら大扉は閉じられており、開かれるのは毎月21日の縁日のみだとか。
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P10000961 千葉寺へは、千葉駅から京成千原線千葉駅下車徒歩10分足らず、千葉駅からバスも出ている。拝観料は無料。周辺には青葉の森公園や博物館もあり、千葉市の文化の中心地である。

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2008年9月27日 (土)

初秋の比企丘陵を行く

学生時代のクラブの仲間が同行してくれた。東武東上線東松山駅に午前10時に集合し、なだらかな田園風景の中、「ふるさと歩道」にも指定されたウォーキングロードを進んだ。標識も整備され、秋晴れにも恵まれ歩を進めた。まずはウォーキングセンターに立ち寄りガイドマップを入手し、岩室観音の前を通り、国の指定史跡・吉見百穴へ。古墳時代後期の死者を埋葬したとされる横穴群や戦時中建設された地下軍需工場跡地を見学した。道すがら秋の風物詩を満喫。

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p>さらに歩を進める。北向地蔵の前から自然あふれる憩いの森を抜けると約5.2km1時間少しで目的地「坂東十一番札所岩殿山安楽寺」に到着した。 Dscf36331 Dscf36491


















さらに歩を進める。静かな林間を抜けると八丁湖に到着。近くのラーメン屋でビールに餃子そしてラーメンで疲れを癒す。そこからは多くの史跡を横目にひたすら歩く。また歩く。さすが元どたぐつメンバーだ。年は取っても良く歩く。全行程約20km午後3時半東上線高坂駅に到着した

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高坂駅からはバスで「坂東第十番札所 巌殿山正法寺」に向かい、帰りは往時の参道を通り高坂駅に再び戻る。駅前の庄屋でジョッキでのどを潤す。

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坂東第十番札所 「巌殿山 正法寺」

自然に恵まれた比企丘陵に位置する第十番「巌殿山 正法寺」は岩殿観音と呼ばれ、春のつつじ、秋の紅葉は圧巻だとか。鎌倉末期には六十六ヶ坊を擁した関東屈指の大伽藍で、坂上田村麻呂の伝説も残っている。

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本堂廊下にはおびんずるさまがある。おびんずるさまの背面の岩壁にはたくさんの石仏が並び坂東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所・西国三十三ヶ所合計百観音そして西国八十八ヶ所の写し本尊があり、百観音関連の碑もある。

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珍しい藁葺きの鐘楼は県の指定文化財にも。

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現在は高坂駅から鳩山ニュータウン行きバスに乗り、約10分「大東文化大前」で下車し、本堂横から入るようになっているが、昔は北側の参道から仁王門をくぐり、長い石段を上った。長い直線道路の参道は往時を繁栄を偲ばせる。

本尊は千手観音、拝観料は無料。

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正法寺

埼玉県東松山市大字岩殿1229

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坂東第十一番札所「岩殿山 安楽寺」

秋晴れの中、学生時代の仲間二人と共に比企丘陵ののどかな田園風景を楽しみながら第十一番岩殿山安楽寺を目指した。東松山駅から1時間ちょっとで到着。源範頼ゆかりの古刹で、東国花の寺百ヶ寺にも指定され、吉見観音と呼ばれ、本尊は聖観音像で厄除けのご利益があると言う。

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九輪をのせた三重塔は県の重要文化財にも指定されている。秋空に立つその姿は荘厳な雰囲気を漂わす。

山門下の石標には「蒲冠者源範頼旧跡」とある。平治の乱で助命された範頼は当寺で育てられ、安楽寺のみならず地域の発展に貢献したようだ。Dscf36511

本堂(観音堂)前も広場には露座の阿弥陀如来像が温かく迎えてくれる。Dscf36491_2

納経所では優しい住職が坂東三十三ヶ所巡りの注意点や見所など教えてくれる。拝観料は無料。

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安楽寺

埼玉県比企郡吉見町御所374

                    

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2008年9月20日 (土)

坂東第五番札所 「飯泉山 勝福寺」

鑑真和上招来の十一面観音を祀る飯泉山勝福寺は通称「飯泉観音」と呼ばれ、歴代の小田原城主からの帰依も篤く栄えたようで、史跡も多い。

Dscf0069 境内には天然記念物にも指定された大銀杏があり、紅葉時期は素晴らしい景観となることであろう。

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宝永元年(1704)作と言われる船尾に来迎仏を載せた青銅の龍頭船形水鉢が印象的だ。船首に龍、船尾に十一面観音が来迎する姿となっている。

また、地元出身の二宮尊徳の初発願合掌像が立っている。

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観音堂の欄間彫刻は透かし彫りとなっている。

御詠歌は「かなはねば たすけたまえと 祈る身の 船に宝を つむはいいずみ」。参拝料は無料。

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ルートは小田原駅バスターミナルから富士急湘南バス新松田行きで約10分飯泉観音前下車。もしくはJR東海道線鴨宮駅から徒歩25分。行きはバスで、帰りは当時国府津から飯泉観音へ巡礼者が歩いたと言う巡礼街道を通り鴨宮まで歩いた。

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勝福寺

神奈川県小田原市飯泉1161

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坂東第七番札所 「金目山 光明寺」

金目山光明寺は通称「金目観音」と呼ばれ、源頼朝夫人の北条政子が実朝を出産時に安産を祈願した観音様と今でも「お腹籠もりの観音さまとして知名度も高く、今でも「お腹帯」を受ける女性が多いそうだ。

Dscf0054 本堂厨子は国の重文に指定され、本堂・仁王像・銅鐘も県の重文と見所も多い。本尊の聖観音像の開帳は60年に一度で次は2034年だとか。先の長い話だ。

御詠歌は「なにごとも いまはかなひの 観世音 二世安楽と たれか祈らむ」

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 境内に白い彼岸花がひっそりと咲いていた。白い彼岸花があるなんて知らなかった。

Dscf0063 横を流れる金目川と観音堂の風景は平塚八景に指定されている。春になると土手の桜と土塀沿いに見える観音堂の景観がマッチし、素晴らしいようだ。

Dscf0053 小田急線秦野駅南口1番乗り場から神奈中バス平塚行きで約25分、金目駅で下車、徒歩2分。拝観料は無料。

光明寺

神奈川県平塚市南金目896

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坂東第六番札所 「飯上山 長谷寺」

桜の季節には3000本のソメイヨシノが咲き、多くの花見客で賑わう飯上山長谷寺は通称「飯山観音」と呼ばれている。東国花の寺 百ヶ寺にも選ばれ、風光明媚な寺だ。丹沢山系の麓にあり、一帯は飯山白山森林公園にも指定され、温泉も湧いているようで、温泉旅館も数件立ち並ぶ。

Dscf0044 清流沿いの桜並木には歩道が整備されていて、緩やかな坂道を上っていくと、源頼朝が造営させたと言われる仁王門をくぐり、石段を上ると観音堂の前に出た。 途中、時節柄見事に彼岸花が咲いていた。Dscf0025_2 

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長谷寺は「縁結びの観音様」としても親しまれ、ご本尊は十一面観世音で、御詠歌は「飯山寺 建ちそめしより つきせぬは いりあい響く 松風の音」。本堂の周囲には擬似坂東三十三ヶ所本尊石仏が立ち並ぶ。

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長谷寺へは小田急線本厚木駅北口バス乗り場5番から神奈中バスに乗り、約25分「飯山観音前」下車徒歩10分。バスは30分に一本しか無い。拝観料は無料。桜の季節に是非もう一度行ってみたいお寺です。

長谷寺

神奈川県厚木市飯山5605

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坂東第八番札所 「妙法山 星谷寺」

今日は台風13号の影響で終日雨かと思っていたが、予想外に早く日本南岸を通り過ぎたため朝起きると雨は止んでいた。ならばと思い立ち、神奈川県内の札所を回ろうと8時過ぎに家を出た。横浜で相鉄に乗り換え、終点海老名で小田急に乗り換え、座間で下車。Dscf0011

 星谷寺は星の谷観音と呼ばれ、「星の谷観音の七不思議」で有名。ご詠歌は「障りなす 迷ひの雲を ふき払ひ 月もろともに 拝む星の谷」。ご本尊は聖観世音で御開帳は午年の10月中の一日とか。

七不思議は鐘楼・咲き分けの椿・根下りの紅葉・星の井・楠の化石・観音草・不断桜。特に東日本最古の梵鐘で、普通撞く所は二つあるのが、一つしか無いと言う珍しいもので、国の重文にも指定されている。星の井とは、昼でも星が映るとか。Dscf0005  Dscf0006_4





観音堂の外陣。千人札が所狭しと貼られている。

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小田急線座間駅西口から町田方面・北へ約5分、静かな住宅地や商店街を抜けると正面にある。鎌倉街道に面し、当時の雰囲気が残っている。拝観料は無料。

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2008年8月24日 (日)

坂東第四番札所 「海光山 長谷寺」

雨は小降りになってきた。再び鎌倉駅方面に歩を進める。途中駅側に右折せず、横須賀線、江ノ電の踏み切りを渡り長谷方面に向かう。30分足らずで第四番「長谷寺」に到着。今までの3ヶ所と違い、雨にも関わらず、多くの観光客で賑わっていた。花と眺望の寺と言われるように、四季を通じ花が咲きほこり、展望台からの相模湾の展望も素晴らしく、長谷の大仏と並び長谷の観音様として人気を博している。

長谷寺の本尊「十一面観音像」は奈良大和の長谷寺の本尊と同木異体と言われている。一本の楠の霊木から彫られた観音像は行基菩薩によって衆生済度の願いを込め、海中に投じられ、三浦半島に流れ着いたとの事。その後当地に運ばれ天平8年(736)創建の礎となったそうです。

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観音堂には木彫の仏像としては日本最大級と言われ、全身を被う金箔の輝きと共に全長9.18mのスケールで参拝客を圧倒する十一面観音像が常時開帳されている。

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境内は四季を通じ緑豊かで花が咲き溢れている。また展望台からの相模湾の眺めも素晴らしい。今日はあいにくの天候だが眼下には由比ガ浜から逗子、葉山そして三浦半島が広がっている。

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弁財天と十六童子を刻んだ弁天窟がある。真っ暗な洞窟で若者や子供たちにも人気を博しているようだ。色々見所満載で人気の秘密が良くわかる。

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御朱印をいただき、雨が再び激しくなったため、徒歩5分の江ノ電・長谷駅から帰路についた。

長谷寺

鎌倉市長谷3-11-2

拝観料 300円

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坂東第三番札所 「祇園山 安養院」

雨激しくなる中、横須賀線沿いの道に戻り、鎌倉方面へ歩を進める。途中、名越切通し(トンネル)を抜け、30分足らずで「第三番 安養院」に到着。
大雨のためか、訪れる人は無く、ひっそりした佇まいだ。つつじが咲き誇る花の霊場で、尼将軍北条政子ゆかりの寺。政子が頼朝と結ばれること祈願し、成就した故事から良縁観音とも言われるそうだ。

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本尊千手観音と江戸時代初期に火災に遭い安養院と統合された田代寺の名が記された御朱印。

安養院

鎌倉市大町3-1-22

拝観料 100円

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坂東第二番札所 「海雲山 岩殿寺」

杉本寺で聞いた近道を進む。雨足は強くなる一方だ。
途中山道を抜け、鎌倉逗子ハイランドの住宅の中を抜け、横須賀線沿いに逗子に向い、途中また山側に入る。静かな住宅地をぬけると第二番「岩殿寺」に到着した。その間、約45分間かかった。

山門をくぐり、すぐ左が本堂だ。納経帳に御朱印をもらい、寺の奥様と会話「雨が激しくなってきましたね。湘南一帯警報がでていますよとのこと。逗子のためか?悪天候のためか?私以外に訪れる人は居らず、静寂そのものである。

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                                                        その後、 階段を上りきると、静寂の中にひっそりと観音堂がたたずむ。頼朝を助けたと言う伝説が伝えられる観音様だ。この観音堂は家康が修復されたとも伝えられているとのこと。
泉鏡花ゆかりの寺で、観音堂脇には寄進された「鏡花の池」がある。

また、高台にあるため眼下相模湾の眺望は素晴らしく、晴れた日には遠く伊豆大島まで見えるとか。今日はあいにく逗子の街並どまりだ。

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「立ちよりて 天の岩戸を おしひらき 佛をたのむ 身こそたのしき」第二番岩殿寺の御朱印。

岩殿寺

神奈川県逗子市久木5-7-11

拝観料 100円

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坂東第一番札所 「大蔵山 杉本寺」

天気予報に反し、雨は降らず、曇天が続いていたため急遽思い立って第一番札所「杉本寺」のある鎌倉に向かった。心配どおり車窓からは雨が落ちてきたのが見える。しかし出発したから行くしかない。鎌倉駅を下車後、早足で向かう。鶴岡八幡宮前を右折し、30分足らずで到着。

奈良時代創建の鎌倉最古の寺と言われる坂東第一番札所「杉本寺」。
歴史を感ずる苔むす石段は残念ながら通行禁止になっていたが、迂回路を通り観音堂へ向かう。
苔むす石段にあいにくの雨は良く似合う。

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観音堂は無数の千社札が貼られ、一番奥に三体の本尊・十一面観音が安置されている。
鎌倉初期に火災発生し、三体の本尊が自ら場内の境内の杉の木の下に避難して難を逃れたと言う縁起杉本観音と呼ばれるそうだ。

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早速、納経帳を購入し、第一番札所の御朱印をしてもらう。第一番より打ち始めの人に押される「発願」の朱印が輝いている。

第二番札所「岩殿寺」への近道を教えてもらい、杉本寺を後にした。

杉本寺

神奈川県鎌倉市二階堂903

拝観料 200円

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坂東三十三ヶ所巡りへの挑戦

 関西出身の私にとって西国三十三ヶ所巡りは親しみがあるが、お盆休みに友と訪れた姫路の圓教寺で関東にも鎌倉時代初期に開設された坂東三十三ヶ所観音霊場があることを知った。

旧東海道五十三次踏破より、一年半経過し、次の目標を見つけられずにいましたが、久しぶりに挑戦意欲が湧いて来ました。秩父三十四観音霊場もあり、西国三十三ヶ所を加えるとちょうど100になる。日本百観音霊場にでも挑戦できればと思いますが、とりあえず坂東に挑戦です。

早速本屋でガイドブックを買ってきました。東京は浅草寺にのみ、やはり鎌倉に4ヶ所と多いが、埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬と見事に分散されています。容易にはいかないと思いますが、じっくり挑戦してみます。

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