「関東の鉄道お宝発見」フォトラリー

今年もスタート!「関東の鉄道お宝発見フォトコンテスト」

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第二回「関東の鉄道お宝発見」フォトラリー・フォトコンテストが始まった。新たな「お宝」25ヶ所が掲載されたラリー帳をもらってきた。応募締め切りは8月末、表彰式は「鉄道の日」記念イベントに合わせて10月2日(土)と昨年と同一スケジュールだ。昨年、初めて応募して入選した思い出のフォトコンテストだ。
しかし大きな違いは。連休明けには関東を離れ、関西に戻る事。連休中にどこか出かけて挑戦してみるかな・・・?

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昨年の入選作も紹介されていて、私の愚作も載っている。

表彰式に行ってきました。

Photo 「関東の鉄道お宝発見」フォトコンテストの表彰式が横浜地下街ポルタの新都市プラザであり、出席してきた。第16回「鉄道の日」記念イベント YOKOHAMAトレインフェスティバル2009の催しの中で開催された。

入賞の中では下位ではあるが、「鉄道の日」関東実行委員会 会長の慶大名誉教授 藤井彌太郎氏の審査委員賞だ。副賞でJTBの旅行券3万円もゲット!初めてのチャレンジにしては上出来だ。

Photo_2 入賞したのはこの写真。8月8日に新京成線新津田沼駅前の公園に保存されている旧陸軍鉄道連隊が使用したK2形機関車の前で、子供の成育を頼もしげに見つめる親子の姿を撮った写真だ。題名は「時代の移り変わり」と名付け、幼児と機関車の対比を描いたつもり。

Photo_3 オープニングは横浜を通る6路線の駅長が勢揃いし、テープカットに代わり、入鋏式でスタートだ。

Photo_4 その他、ザックや色々な小物も記念品としていただいた。

Photo_5 表彰は会長の藤井氏と審査委員長の写真家 織作峰子氏から手渡される。写真は講評を述べる織作峰子氏。元ミスユニバース日本代表の経歴を持つ評判通りの美人だ。

織作峰子氏

Photo_6 入賞写真の展示コーナー。一番左の上から2番目が私の作品です。

Photo_8 こちらはフォトラリーの記念品交換コーナー。記念品はフォトコンテストの記念品にも入っていたザック。

Photo_9 加盟の私鉄各社の物品販売コーナーには多くの鉄道ファンが集まり、驚く。

Photo_10 特に「ひたちなか海浜鉄道」のコーナーは驚くほどの長蛇の列だ。お目当ては列車に掛ける行き先表示のプレートだ。鉄道ファンにはこんな物がお宝か!?

「関東の鉄道お宝発見」フォトコンテスト入賞

Photo_18 このブログの中でも度々紹介してきた「第一回関東の鉄道お宝発見」フォトラリーのフォトコンテストに一度チャレンジと8月末に応募してみた。
すると思いもかけずフォトコンテスト入賞通知が来た。「藤井彌太郎賞」と言う下位の審査委員特別賞ではあるが初めて応募して入賞には感激だ。
10月3日(土)の第16回鉄道の日記念イベント「横浜トレインフェスティバル2009」で表彰式があり、出席要請も。
もちろん喜んで行ってきます

京王動物園線を走る動物や昆虫のラッピング電車

Photo 京王電鉄高幡不動駅から多摩動物公園駅間の動物園線を動物や昆虫の絵柄をラッピングした電車が走る。この電車が「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーの対象に選ばれている。

Photo_2 動物園線が開通したのは1964年で、このラッピング電車は2002年から導入され、子供たちに喜ばれている。

始発駅高幡不動駅に停車中のラッピング電車

Photo_3終着駅多摩動物公園駅に停まるラッピング電車。

多摩動物公園は1958年5月5日に開園し、昨年50周年を迎えたとのこと。

Photo_4  動物園帰りの兄弟も名残惜しそうに外を眺める。

日本一の急勾配を登る「高尾山ケーブルカー」

Photo_24 高尾山を登るケーブルカーが車体を40年ぶりに一新し、昨年12月より運転を開始している。
高尾山ケーブルカーは清滝駅から高尾山駅までの約1kmを15分間隔6分で繋ぐ。高低差は271m最大斜度は31.14度と日本最大との事。

Photo_25 京王電鉄高尾山口駅から徒歩5分ほどの清滝駅。左がケーブルカー駅、右がリフト駅となっている。

Photo_26 夏休み最後の土曜日で多くの観光客で賑わう。乗車券は片道470円、往復900円となっている。

Photo_27 ケーブルカーのボディは従来のイメージを継承し、あおば号は春を、もみじ号は秋を強調したそうだ。(写真はもみじ号)

Photo_28 窓枠も大きくし、車窓からの眺めを楽しみやすくしたそうだ。

Photo_29 中間地点で下ってくるあおば号と交差する。

Photo_30 山上の高尾山駅。

ケーブルカーを経営するのは高尾登山電鉄㈱、開通は1927年(昭和2年)と言う事は80年以上の歴史と言うことか。

9 高尾山駅に停車するあおば号。

8 高尾山駅横の展望台からは眼下に中央高速道のトンネルを見下ろす。

ひっそりと立つ「東上鉄道記念碑」

Photo_11 東武鉄道東上線の始発駅池袋を出て2駅目の下板橋駅付近の東武鉄道敷地内にひっそりと「東上鉄道記念碑」は立つ。この記念碑も「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーの対象だ。

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東上鉄道は、川越の豪農、内田三左衛門らが私財を投じ計画したがうまくいかず、最終的に東武鉄道の初代社長根津嘉一郎氏が尽力し、1908年設立、1914年に池袋~田面沢間を開業し、その後1920年には今の東武鉄道東上線となったとの事。この記念碑はこの東上鉄道設立に貢献した人々を顕彰するもので1919年に建立されたそうだ。

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記念碑が立つ池袋から2駅目の下板橋駅。 なぜ東上鉄道か?東は東京で間違いないが、上がわからない。ネットで調べると当初の計画は上野国群馬県渋川まで延長する膨大な計画で、そこから上の字が付いたようだ。

Photo_17 付近を歩いていると商店街に「平尾宿」の垂れ幕があった。このあたりは中山道で江戸から最初の宿場町である板橋宿のひとつ平尾宿であったようだ。

京成電鉄創設の「本多貞次郎」顕彰碑

Photo_41 京成電鉄市川真間駅の近くに「本多貞次郎顕彰碑」はある。この碑も「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーの対象お宝に選ばれている。

Photo_42 京成電鉄はその名の通り、東京から成田山新勝寺への参拝のため誕生した鉄道だが、1909年開業で今年で創立100周年を迎えるそうだ。その京成電鉄創設者で初代社長になったのが本多貞次郎氏で、その功績を讃えた顕彰碑は大正11年に本多邸が近くにあったこともあり当地に設置されたようだ。
京成線に面し、市川市医師会館の敷地内に立っている。

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市川真間駅は江戸川を越え、千葉県内に入り2駅目で普通電車のみの停車だが待避線もあり4線ある。JR市川駅へも10分足らずで行ける。

旧陸軍鉄道で使われたK2形機関車

Photo_16 JR総武線津田沼駅から徒歩2-3分新京成電鉄新津田沼駅の道を挟んだ前にある津田沼第一公園内に「K2形機関車」は保存されている。この機関車も「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーの対象お宝に選定されている。

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新京成電鉄は津田沼に本部があった旧陸軍鉄道第二連隊の演習線が基盤になっているそうだ。この蒸気機関車は当時活躍して物を西武鉄道ユネスコ村にあったものを譲り受け設置されたとの事。

Photo_20 新京成電鉄は京成津田沼駅から松戸駅まで26.5kmを走る。京成グループの電鉄だ。

Photo_21 機関車が保存設置される津田沼第一公園。

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津田沼第一公園は多くの市民の憩いの場となり、その片隅に機関車はひっそりとたたずむ。

箱根を登る大平台駅のスイッチバック

2 箱根登山電車は日本で最急勾配の山岳鉄道だ。3両編成の電車では前後の高低差が3.6mもあると言う。そのため大平台駅とその前後で計3回スイッチバックと言われるジグザグ運転を繰り返し箱根の山を登って行きます。スイッチバックを電車から降りて見ることが出来る大平台駅のスイッチバックは「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーに選ばれている。

6 単線運転のためスイッチバックと共に上り下りの入れ違いも兼ねている。入線後安全を確認し、大急ぎで運転士と車掌が前後入れ替わり発車する。

7線路を切り替え、箱根湯本方面へ下る箱根登山電車。

1 国道1号線に面する大平台駅駅舎。大平台温泉への最寄り駅だ。

4 あじさいの里としても有名だが、名残のアジサイが咲いていた。

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省力化のため出入り各専用のPASMOが設置されている。

日本最古「旧逗子こ線橋の柱」

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JR横須賀線逗子駅構内に「旧逗子こ線橋の柱」が展示されている。この柱も「関東の鉄道お宝発見」フォトラリーの対象お宝の一つだ。

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旧逗子こ線橋はH19年9月バリアフリー化工事の完成により撤去されたとの事。写真で読み取れるように明治32年鉄道作業局新橋工場製造とある。鋳鉄製でこ線橋の柱としては日本最古の物だとか。横須賀線開業が明治22年と言うことは開業10年後設置されたことになる。

Photo_20 逗子市は相模湾に面し、三浦半島の付け根に位置する。鎌倉市と葉山町に挟まれ高級住宅街が多い。

Photo_21 大船駅から横須賀方面鎌倉駅の次の駅だが、横須賀線、湘南新宿ラインとも始発電車が多い。

Photo_22 横須賀線開業明治22年と言うことは今年で開業120年となり、横浜開港150周年と合わせ記念のイベントも多い。

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