旅、山登り

好天続き「上高地」から「明神池」へ散策

Dsc04102

三泊四日の「上高地」ツアーも最終日、昨夜は初めての「上高地帝国ホテル」でフランス料理をいただき、参加したアルペンクラブのイベントも無事終了し出発時間までの時間、上高地を散策することになった。

早朝起きて近くを散歩すると今日も天気は良さそうだ。穂高の山々が今日も神々しく輝く。

今日の散策コースは

上高地帝国ホテル→河童橋→上高地ビジターセンター→梓川右岸道→明神池→嘉門次小屋→明神橋→梓川左岸道→河童橋→上高地帝国ホテル

Dsc04104

【8:30】「上高地帝国ホテル」玄関前に集合する。

Dsc04107

帝国ホテル裏の散策路をスタートする。

Dsc04112

「梓川」に出ると今日も素晴らしい光景が広がる。

Dsc04121

「梓川」左岸の散策路を東に向かう。

Dsc04134

「河童橋」が見えてきた。

Dsc04140

【9:17】「上高地ビジターセンター」を見学する。

Dsc04146

見学後、「河童橋」まで戻ると正面に「焼岳」が朝日を浴びて美しい。

Dsc04150

「河童橋」を渡り、「梓川右岸道」に向かい、展望所から「穂高岳」の山々を望む。

Dsc04154

「梓川右岸道」を進む。

Dsc04159

【9:51】3年前の夏、登った岳沢への分岐を直進する。

Dsc04174

紅葉美しい「梓川」右岸を進む。

Dsc04176

【10:29】「明神橋」が見えてきた。

Dsc04195

【10:34】「穂高神社奥宮」を参拝する。

Dsc04185

「明神池一の池」から「明神岳」を望む。

Dsc04194

続いて「二の池」を散策する。

Dsc04180

【11:00】昼食場所「嘉門次小屋」に集合する。

Dsc04206

名物「岩魚の塩焼き」や「岩魚の骨酒」をいただく。

Dsc04214

【11:55】「明神橋」を渡り、「梓川左岸道」を通り、戻る。

Dsc04223

【12:02】歩き慣れた左岸道「明神館」前に出る。

Dsc04227

左岸道を快調に進む。

Dsc04230

「明神岳」絶景ポイントでシャッターを押す。

Dsc04232

紅葉が広がる。

Dsc04238

堂々と闊歩するニホンザル。ここ数年でホント増えてきて来る度に増加している気がする。

Dsc04253

【12:42】「小梨平キャンプ場」に立ち寄る。

Dsc04251

キャンプ場横から「穂高岳」の山々を望む。

Dsc04257

「河童橋」まで戻る。過去50年以上何度も訪れた「上高地」だがこれほど好天が続いた事があったかな?間違いなく過去最高の好天に恵まれた暖かい四日間だったが「穂高岳」も見納めだ。

Dsc04261

【15:09】予定時間通り「上高地ビジターセンター」に戻り、ザックを担いで帰路につく。

好天に恵まれて「上高地」から「西穂高岳独標」へ

Pa101544

昨秋計画していた「エベレスト・ビュートレッキング」がコロナ禍で中止となり、代替企画となった上高地から西穂高岳独標への登山に参加した。10月とは思えない暖かさ、好天に恵まれての登山となった。

1_20211013123101

2_20211013123101

コースは

10月9日 上高地→西穂山荘

10月10日 西穂山荘→西穂高岳独標→西穂山荘→新穂高ロープウェイ 西穂高口駅

<一日目>

Dsc03888_20211013124101

新幹線から中央本線に乗り継ぎ松本で下車し、バスで2年ぶりの上高地に入り「西糸屋山荘」一泊。朝起きて宿の周囲を散歩すると木の間から穂高岳の峰々が神々しく見え、ファイトが湧いてくる。

Pa091343

河童橋のすぐ近くお世話になった「西糸屋山荘」の全景です。

Pa091347

【7:55】「西穂高岳」登山口に向け、梓川右岸を西に遊歩道をスタートする。

Pa091354

【8:07】「ウェストン碑」前を通過する。

Pa091364

【8:12】「西穂高岳」登山口前でひと休み。

Pa091371Pa091377

良く整備された登山道を緩急を付けながら上る。10月の北アルプスとは思えない暑さで汗が出る。

Pa091391

ヤマハハコか?まだ咲いているように見えるがドライフラワー化しているようだ。

Pa091392

【9:22】左手に昨年今頃登った「焼岳」が見えてきた。

Pa091394

急坂となってきた。

Pa091419

【10:15】最後の水場「宝水」を通過する。

Pa091422

ところどころで美しい紅葉も見られる。

Pa091429 Pa091440

高山植物は赤い実を付けている。

Pa091446

ひたすら上りが続く。

Pa091450

切り株からど根性新芽が出ている。

Pa091463

【11:45】「焼岳」に繋がる尾根に出た。

Pa091469

尾根道を進む。

Pa091471

【11:57】「西穂山荘」が見えてきた。

Pa091478

【11:59】登山口から3時間半あまりで多くの登山客で賑わう「西穂山荘」に到着。

Dsc03894

皆さん元気に到着し、缶ビールを飲みながらおにぎりを食べる。

Dsc03891

標高2367m「西穂山荘」看板持って記念の一枚。

Pa091483

標高2367mあるが暖かい!温度計を見ると14℃ある。

Img_1944

コロナ禍で山小屋も仕切り板が付き、一人あたり布団一枚と荷物スペースも確保されている。

Dsc03895

まだ時間も早いので外に出てみる。正面に「霞沢岳」がきれいに見える。

Dsc03866

【14:58】明日登る「丸山」までお散歩することにした。ゴロゴロ岩場を上る。

Dsc03924

「丸山」手前の眺望の良い場所まで行ってみた。明日登る「西穂高独標」から「ピラミッドピーク」「西穂高岳」が見える。

Dsc03917

「前穂高岳」から「明神岳」の峰々を望む。

Dsc03925

「笠ヶ岳」は残念ながら雲の中だ。

Dsc03928

【15:29】30分ほどのお散歩を終え、「西穂山荘」に戻る。

Dsc03932

テントサイトには色とりどりのテントでいっぱいになってきた。

Pa091484

【17:00】夕食はハンバーグをいただく。

Pa091487

夕食後外に出てみたが雲が広がり、夕焼けは見られない。

消灯は9時、早めに床につく。

<二日目>

Dsc03933

【5:25】早朝外に出てみた。「八ヶ岳」方向、東の空は見事な朝焼けが広がる。日の出はもう少し左側で見ることは出来なかった。

Dsc03953

昨日は見えなかったが、朝日を浴びて「笠ヶ岳」が美しい。

Dsc03956

出発前にメンバー13人揃って記念の一枚。

Pa101499

【6:47】ピストンのため荷物は最小限とし「西穂高独標]に向けスタートする。

Dsc03963

スタート早々岩場を慎重に上る。

Dsc03959

振り返れば「西穂山荘」の向こうに「焼岳」「乗鞍岳」がきれいに見える。

Pa101504

多くは無いがナナカマドの紅葉が美しい。

Dsc03968

朝日を浴びて「西穂高岳」への峰々がきれいに見える。

Dsc03966

西側には「笠ヶ岳」が美しい。

Dsc03973

「前穂高岳」から「明神岳」に連なる峰々

Dsc03985

素晴らしい眺望の中、快調に歩を進める。

Dsc03987

【7:17】標高2452m「丸山」に着く。

Dsc03991

引き続き進む。

Dsc03996

振り返ると歩いてきた稜線の向こうに「焼岳」「乗鞍岳」が美しい。

Dsc03998

西方向、遠く雲の上にうっすらと「白山」も見える。

Dsc04000

北北西方向には「双六岳」「黒部五郎岳」など北アルプスの山々が見える。

Dsc04002

イワツメクサがまだ可憐に咲いていた。

Dsc04012

「霞沢岳」「焼岳」の間を流れる「梓川」が美しい。

Dsc04018

【8:19】岩場手前でストックを置き、登山ガイドから岩場の登り方の注意点、三点支持の説明を受ける。

Pa101516

「独標」手前の岩場を進む。

Pa101520

「西穂高独標」への上りとなる。

Pa101526

厳しい岩場が続き、危険個所には鎖もセットされている。

Dsc04023

【8:38】1時間50分ほどかかり、標高2701m「西穂高岳 独標」に着く。

Dsc04019

「ピラミッドピーク」「西穂高岳」へ稜線が続き、その先「ジャンダルム」「奥穂高岳」と厳しい岩場が続く。「西穂高岳」までは行ってみたかった!

Dsc04020

「前穂高岳」「明神岳」方向は残念ながらガスが出てきた。

Img_2009

皆さん元気に着き、「独標」山頂で記念の一枚です。

Dsc04025

来たルートを引き返す。

Pa101551

上りより下りが恐い!慎重に下る。

Img_2019

私も元気に下ります。

Pa101553

もう少しガンバロー!

Pa101554

【9:06】全員無事下り、岩場を振り返る。

Dsc04030

ひと安心!来た道を引き返す。

Dsc04035

ナナカマドの紅葉

Dsc04043

【10:40】「西穂山荘」が見えてきた。

Dsc04048

山荘に戻り、ビールに名物「西穂ラーメン」をいただく。

Pa101567

【11:47】新穂高ロープウェイ「西穂高口」駅に向け、下山スタートする。

Pa101572

もっと楽なコースかと思っていたがなかなかの下りが続く。ビールを飲んでひと安心のメンバーはペースが上がらない。

Pa101587

【13:08】ようやく避難小屋を通過する。

Pa101589

続いて江戸時代末期「槍ヶ岳」に初登頂したと伝わる「播隆上人」像前を通過する。

Dsc04058

【13:10】新穂高ロープウェイ「西穂高口」駅に着く。

Pa101594

標高2156mのこのポイントに三等三角点があり、驚きだ。

Dsc04063

ロープウェイを待つ間、展望台で歩いてきた「西穂高岳」を眺める。

Dsc04071

【13:45】ロープウェイに乗車

Dsc04076

ロープウェイからの眺め!紅葉が進み、美しい光景が広がる。正面の「笠ヶ岳」が雲に隠れたのは残念だ。

Dsc04080

上りのロープウェイとすれ違う。

Dsc04096

バスを待つ間「しらかば平」でくつろぐ。ロープウェイは珍しい2階建て構造だ。

Dsc04091

足湯で疲れを癒やす。

Dsc04087

【15:00】バスで今日の宿「上高地帝国ホテル」に向かう。

全員元気に下山出来、素晴らしい天候に恵まれ大満足の「西穂高岳 独標」登山だった。

ごまさんスカイタワーから「護摩壇山」へ

Dsc03346

今回の山旅三日目、最終日はゆっくり旅館で朝食を食べ、洞川温泉を観光して出発!高野龍神スカイラインを走って「ごまさんスカイタワー」に到着です。今日は関西百名山84座目となる「護摩壇山(ごまだんざん)」と「龍神岳」に登りました。

Photo_20210831174801

今日のコースは

ごまさんスカイタワー→護摩壇山→龍神岳→ごまさんスカイタワー

Dsc03352

【11:40】ごまさんスカイタワーの駐車場に車を停めさせてもらう。

Dsc03354

【11:50】標識に従って「護摩壇山」山頂を目指す。

Dsc03360

良く整備された登山道と言うよりは遊歩道を進む。

Dsc03364

遊歩道のルートを確認する。

Dsc03369

気持ちよいブナ林の中、緩やかな上り坂を歩く。

Dsc03370

多くの野鳥が生息しているようだ。

Dsc03376

【12:03】スタートからわずか13分で標高1372m「護摩壇山(ごまだんざん)」山頂に着く。

Dsc03378

この地で平維盛が平家の命運を護摩を焚き占った山がその名の由来であるそうだ。

Dsc03384

山頂にはあずまやが建てられているが眺望は良くない。

Dsc03375

記念の一枚です。

Dsc03386

【12:08】案内に従って「龍神岳」に向かう。

Dsc03392

引き続き良く整備された遊歩道を進む。

Dsc03405

テレビ塔が建つ「龍神岳」山頂が見えてきた。

Dsc03411

【12:19】「護摩壇山」から11分で和歌山県最高峰1382m「龍神岳」山頂に着く。

Dsc03408

山頂からは「伯母子岳」など素晴らしい眺望が広がる。

Dsc03415

ススキの穂が大きく育ち秋到来が近いことを感じる。

Dsc03427

【12:28】遊歩道を直進スタートする。

Dsc03430

【12:32】遊歩道終点まで行き、林道を引き返す。

Dsc03439

ほぼフラットな林道を通り、「ごまさんスカイタワー」を目指す。

Dsc03445

「ごまさんスカイタワー」が見えてきた。

Dsc03452

【12:54】スタートから1時間4分あっという間に駐車場に戻る。

最短路のピークハントを狙ったがこれも一座で84座目となった。残り16座だが残るは名前も知らない遠隔地ばかりです。この三日間の山旅は天候に恵まれて大満足の毎日だった。お付き合いいただいたお二人には感謝したい。

女人禁制「山上ヶ岳」から素晴らしい眺望「稲村ヶ岳」へ

P8281559

【5:45】山旅二日目、早朝に洞川温泉「紀ノ国屋甚八」を出発する。

洞川温泉は標高820mあり、エアコン無しでも昨夕の気温は20℃しかなく久しぶりに快適な夜だった。今日はこの山旅のメインイベント・関西百名山「山上ヶ岳」「稲村ヶ岳」二座を踏破予定だ。

Photo_20210830212801 Photo_20210830212802

今日のコースは

母公堂→大峯大橋→洞辻茶屋→大峯山寺→山上ヶ岳→レンゲ辻→山上辻→大日山→稲村ヶ岳→山上辻→法力峠→母公堂

P8281569

【6:05】「母公堂」前の駐車場に車を停め、駐車場代金800円を支払う。

P8281571

「母公堂」は役行者の母を祀るお堂だ。

P8281583

【6:13】「山上ヶ岳」登山口に向け一般道路をスタートする。

P8281590

【6:24】「山上ヶ岳」山頂まで6160m車道を進む。

P8281584

アケボノソウ

P8281595

メタカラコウ あまり見慣れない花が咲いている。

P8281601

【6:30】「大橋茶屋」に着く。「山上ヶ岳」登山者用の広い駐車場が広がる。

P8281609

【6:33】登山口に向け「大峯大橋」を渡る。

P8281621

【6:36】「山上ヶ岳」登山口となる「女人結界門」を一礼して入る。

P8281646

良く整備された登山道・参道を進む。

P8281657

【7:14】「一本松茶屋」を通過する。

P8281664

歩きやすい緩やかな上り坂が続く。

P8281674

【7:45】「役行者 お助け水」でひと休み、喉を潤す。

P8281682

【7:53】標高1400mポイントを通過する。

P8281688

霧が深くなってきた。

P8281693

【8:08】「洞辻茶屋」に着き、ひと休みとする。

P8281718

ここで吉野山からの「大峯奥駈道」と合流する。

P8281705

「洞辻茶屋」の内部だが朝早いためか誰も居ない。

P8281720

「洞辻茶屋」出口に立つ「出迎不動尊」

P8281727

さらに上を目指す。

P8281732

【8:34】供養塔が立ち並ぶ「だらにすけ茶屋」を通過する。

P8281745

【8:37】分岐に着き、古来からの行者道、左の道を進む。

P8281749

33回、50回など参拝回数を祝う供養塔が立ち並び、神聖な雰囲気が高まってきた。

P8281755

急な階段となってきた。

P8281761

【8:48】初めての鎖場を上る。「油こぼし」

P8281765

【8:51】行場「鐘掛岩」に着く。鎖を使って岩場を上る行場だがトラロープが張られ、残念だが上る事は禁止されているようだ。巻き道を進む。

P8281778

「8:58】「鐘掛岩」最上部の展望台に迂回して上ってみたがご覧のように霧深く何も見えない。

P8281787

「役行者像」か?

P8281805

山頂目指して進む。

P8281826

【9:20】続いて「西の覗」に着く。テレビでも良く紹介される修験場だ。

P8281816

身体をつなぐ鎖か?

P8281821

「西の覗」からの幻想的な眺め

P8281828

【9:27】「大峯山寺」目指して石段を上る。

P8281831

石段の両側にはトリカブトの花が疲れを癒やしてくれる。

P8281837

「大峯山寺」手前には多くの宿坊が並ぶ。

P8281844

【9:35】「大峯山寺」山門に着く。

P8281850

【9:38】女人結界門からちょうど3時間で「大峯山寺」に着く。役行者を開祖とする修験道の寺院で大峯信仰の根本道場の中心だ。

P8281861

国の重要文化財に指定されている。本堂は江戸時代1691年に再建された建物だそうだが、この1700mもある場所によくぞ建てたものだ!

P8281854

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の大峯奥駈道は「稲村ヶ岳」は通らずに東へ「大普賢岳」に向かう。

P8281857

少し霧が晴れてきた。

P8281863

【9:56】ひと休み後山頂に向かう。

P8281866

【9:58】程なく標高1719m「山上ヶ岳」山頂に着く。日本三百名山に選定されている。

P8281869

3人揃って記念の一枚です。

P8281874

山頂部は広い笹原になっていて直進して「稲村ヶ岳」に向かう。

P8281877

【10:04】案内に従って左へ急坂を下る。

P8281879

ハクサンフウロがひっそりと咲いていた。

P8281888

急な階段を下る。

P8281894

霧がすっかりと晴れてきた。

P8281903

急階段が続き慎重に下る。

P8281907

【10:26】レンゲ辻の女人結界門に着く。二人組の登山者が外側に女性が内側で男性が休んでいる面白い光景だ。

P8281910

女人結界門

P8281914

ここでもトリカブトが美しい!

P8281916

オトギリソウ

P8281917

ところどころ注意が必要なトラバース道もある。

P8281926

左に「稲村ヶ岳」右に「大日山」が見えてきた。

P8281939

【11:12】「山上ヶ岳」山頂から1時間10分「レンゲ辻」から45分ほどで「山上辻・稲村小屋」に着く。

P8281942

「稲村ヶ岳」山頂では昼食出来ないためベンチでランチタイムとする。

P8281945

【11:34】「稲村ヶ岳・大日山登山参拝ルート」を確認しスタートする。

P8281946

日射しも戻り、快適に歩を進める。

P8281950

鋭峰「大日山」が見えてきた。

P8281955

「シラヒゲソウ」初めて見る花だ!

P8282009

【11:53】「大日山」登山口に着く。

P8281959 P8281966

「大日山」へ急坂を上るが朽ちかけた梯子もあり注意が必要だ。

P8281971

【12:02】10分足らずで「大日如来」が祀られる1689m「大日山」山頂に着く。

P8281977

下山進めると間近に「稲村ヶ岳」山頂が見える。

P8281979

やはり下りの方が注意が必要だ。

P8282007

【12:16】登山口に戻り、キレットを確認する。

P8281985

続いて「稲村ヶ岳」に向かう。

P8281986

【12:29】「稲村ヶ岳」山頂の展望台に着く。

P8281990

標高1726m「稲村ヶ岳」山頂にて記念の一枚です。

「関西百名山」の一つで「女人大峯」と呼ばれ、ミツバツツジ、シャクナゲ、オオヤマレンゲ、イワカガミなど花の山としても人気の山だ。

P8281999

山頂からは360度の素晴らしい展望が広がる。北西側には写真では良くわからないが奈良盆地や金剛山、大和葛城山などが見える。

P8282002

南側には「弥山」から左奥には「仏生ヶ岳」良く見える。

P8282004

南東方向には「大普賢岳」「行者還岳」と「大峯奥駈道」の峰々が続く。

P8282006

ひと休み後、下山進めると先ほど上った「大日山」の鋭鋒が見える。

P8282011

気持ちよいトラバース道を快調に下る。

P8282013

【13:00】「山上辻・稲村小屋」に戻り、ひと休みとする。

P8282016

下山ルートを確認する。今日歩いたコースの全容が良くわかる。

P8282018

【13:10】ひと休み後「洞川温泉」に向け、下山スタートする。

P8282022

良く整備された道を下る。

P8282029

【13:56】「法力峠」に着く。

P8282034

【14:27】続いて「母公堂」分岐に着き、右に進む。

P8282039

【14:35】「稲村ヶ岳登山口」に着く。

P8282044

【14:36】見所多く且つ距離15km・高低差1500mと長い一日だったが爽やかで快適な天候に恵まれ、スタートから予定より早く8時間半弱で出発点の「母公堂」駐車場に戻った。

厳粛、神聖な霧の中の「山上ヶ岳」に快晴の自然豊かで眺望抜群の「稲村ヶ岳」と対照的で一日とは思えないロングランの記憶に残る一日だった。これで「関西百名山」も83座となったが残るは名前も知らない遠隔地ばかりでコンプリートは苦労するだろうな!?

90番ポストから「行者還岳」を往復

P8271503

ようやく夏が戻ってきてくれた。山友にお付き合い願い「関西百名山」踏破に向けて大峰山系の山々に二泊三日で山旅に出かけた。まずは「行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ)」、関西百名山81座目となる。

Photo_20210830132501 1-1

今日のコースは「行者還岳」登山の最短路

国道309号線90番ポスト→大峰奥駈道分岐→天川辻→行者還の宿→行者還岳(往復)

P8271284

【9:40】家を出て3時間と少しで国道309号線「行者還トンネル」の東側、90番ポストと呼ばれる駐車スペースに車を停める。先行車両は一台だけだ。

P8271286

防災、防犯のためか?100mごとにこのような大きな看板がある。

P8271289

【9:49】出発準備を整え、駐車スペースの向かい階段をスタートする。

P8271295

木陰で爽やかな風が吹き、暑さは感じないがスタートすぐの急登は息が切れる。呼吸を整えながら急坂を上る。

P8271302

【10:14】登山レポートにたびたび登場するヒノキの巨木に着く。噂通りの神が宿るような大木だ。

P8271307

【10:16】支稜に出ると素晴らしい青空と「大普賢岳」の鋭鋒が見えてきた。

P8271317

道標に沿って歩を進める。

P8271319

元林道か?フラットな歩きやすい道となる。

P8271326

急な支稜線の尾根道を上る。

P8271329

【10:41】スタートから50分ほどで主稜線となる「大峯奥駈道」に合流する。

「大峯奥駈道」は吉野と熊野を結ぶ大峰山脈の縦走路で8世紀初めに役行者が開いたとされ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている。

P8271333

稜線に出ると正面、西側に奥駈道が続く「弥山」が大きな山容が目を引く。

P8271338

眺めの良い「大峯奥駈道」を北に向かう。「大普賢岳」が美しい!

P8271353

【10:55】歴史の道と記された立派な石標前を通過する。

P8271387

コース上、あちこちでトリカブトが満開だ。

P8271394

トリカブトと眺望に癒やされながらアップダウンを繰り返し奥駈道を進む。

P8271401

【11:17】前方に「行者還岳」山頂が見えてきた。

P8271409

【11:21】「小坪谷」からのルートとの合流点「天川辻」に着く。

P8271412

「天川辻」には地蔵尊が祀られている。よく見ると「電線塔安全」「通行人安全」と記されており、かつて立っていた関電鉄塔の安全も祈念しているのか?

P8271414

「行者還の宿」が見えてきた。

P8271417

【11:25】「行者還の宿跡(行者還避難小屋)」に着く。立派な避難小屋だ。背面には「行者還岳」の急峻な山頂が見える。

P8271506

避難小屋にはトイレあり、室内も写真のようにきれいに掃除され、寝具も装備されている。

P8271509

南側から来た行者はあまりの垂直の絶壁を見て引き返したため「行者還岳」と名付けられたと言う由来が良くわかる山容だ。

P8271425

【11:29】山頂へは南側からとても上れない。北の肩に出て南西に向かう尾根道を進むため巻き道をスタートする。

P8271428

大きな岩場下を通過する。

P8271432

荒れた急な岩場となり慎重に上る。

P8271433

朽ちかけた梯子もあり、一歩一歩注意が必要だ。

P8271444

【11:44】北の肩に出て尾根を南に山頂を目指す。

P8271450

【11:53】スタートからほぼ2時間で標高1546m「行者還岳」山頂に着く。

周囲はシャクナゲや樹林に囲まれ展望は無く、三角点がある。ほぼ予定通りお昼になったのでランチタイムとする。

Dsc03335

「行者還岳」は第58番の靡(行場)で錫杖が奉納されている。

Dsc03329

今日のメンバー3人で記念の一枚です。

P8271455

山頂南へ樹林帯の中を歩くと南側の絶壁の上に出る。そこからは「大峯奥駈道」の山々が美しい!「弥山」が正面に見え、左奥に見えるのは「仏生ヶ岳」か?

P8271469

【12:36】素晴らしい眺めを満喫しながら来た道を下山スタートする。

P8271472

【12:44】「七曜岳」に続く「大峯奥駈道」と下山路の分岐をうっかり直進してしまう。

P8271475

この山は?快調に進んでしまい、しばらく行って間違いに気付く。

P8271481

「みなきケルン」前を通る。昭和40年5月に大阪工業大学のワンゲル部員の遭難碑だった。

P8271486

【13:04】20分ほどかかり、分岐石標まで戻る。

P8271487

避難小屋目指して下るがこの先も踏み跡がはっきりしなく下り過ぎてコースを見失う。少し下って巻き道に入らねばならない。このあたりは迷わないように注意が必要だ。

P8271495

【13:35】無事梯子に戻り、来た道を引き返す。

P8271420

【13:43】少し苦労したが無事「行者還避難小屋」に戻り、ひと休み。

上りは僅か24分で山頂に着いているが下山は道迷いを2度もしてしまい1時間以上費やしている。反省です!

P8271513

快晴の中、眺望を楽しみながら下山する。当方遠くに見えるのは「大台ヶ原」であろう!?

P8271518

トリカブトも疲れを癒やしてくれる。

P8271525

「弥山」に続く「大峯奥駈道」が良く見える。

P8271528

【14:32】「大峯奥駈道」と下山路の分岐を左に下る。

P8271531

【14:50】上りでは発見できなかった「タイタン広場」。元林道なのであろう?日産のトラック「タイタン」が放置されている。

P8271537

後は来た道を快調に下る。

P8271546

【15:15】快晴にも関わらず、秋を思わすような爽やかな風にも恵まれ、反省も残るがスタートからほぼ5時間半ほどで無事スタート地点の90番ポストに戻る。

今日の宿「洞川温泉」で温泉と美味しいお酒でゆっくり疲れを癒やす。

滝と花と急登!湖北の名山「横山岳」

P7241453

2日目、今日の山は湖北の名山「横山岳」。滋賀県一番の急登と言われ、真夏のこの時期には涼しい時間に上ってしまおうと5時過ぎにホテルをチェックアウトして車を走らせた。正面に「横山岳」の雄大な双耳峰が見えてきた。

Photo_20210726090201 Photo_20210726090202

今日のコースは

網谷(白谷)登山口→経の滝→五銚子の滝→横山岳→東峰→東尾根コース→林道(東尾根)登山口→網谷林道→網谷(白谷)登山口

P7241456

【5:40】良く整備された「網谷(白谷)登山口」駐車場に着く。さすがに先着の車は無く一番乗りだ!

P7241470

良く整備された登山口を探索してみた。休憩小屋が建ち、トイレも清掃が行き届いている。

P7241463

この裏がトイレとなっていて「横山岳」を紹介する説明板が並ぶ。元々は山岳信仰の霊場であったそうだ!

P7241472

見やすい登山道案内図を確認する。右下にある地元「杉野山の会」の皆さんが整備されている。

P7241475

【5:58】出発準備を整えて「本流コース」をスタートする。

P7241481

林道を進む。

P7241490

【6:13】山道となり白谷本流に沿って進む。

P7241492

【6:16】いよいよ徒渉のスタートです。何回徒渉したか?沢幅の広いところは橋が架かっている。

P7241502

最近雨は降っていないと思うが意外と水量は多い。

P7241515

「シデシャジン」

P7241517

「ドクダミ」

P7241534

「シオン」

P7241542

「ツユクサ」

P7241544

花の時期では無いが可愛い可憐な花がいろいろと咲いている。「オオダイコンソウ」

P7241520

【6:32】小さな滝が現れる。

P7241537

深い谷を上っていく。

P7241546

【6:41】林道に出る。

P7241548

左に林道を少し歩く。

P7241551

【6:43】案内に従って登山道に入る。

P7241559

美しい沢を徒渉繰り返しながら上る。

P7241565

【6:51】橋を渡る。

P7241571

大きな滝が見えてきた。

P7241580

慎重に渡る。

P7241587 P7241589

【6:57】高さ17m「経の滝」に着く。山岳霊場であった「横山神社」はこの上「五銚子の滝」との間にあったそうだが、経の書写にあたり僧がこの滝で身を清めたためにこの名が付いたそうだ。

P7241602

滝の左に急坂を遠巻きして上る。

P7241607

引き続き深い谷を上る。

P7241609

可愛い花が疲れを癒やしてくれる。「ハクサンフウロ」

P7241611

徒渉が続く。

P7241616

振り返ると山々の向こうに琵琶湖が見えてきた。

P7241622

谷幅が狭くなってきた。

P7241629

変わった花だが何というのかなと聞くと「クサギ」と言うそうだ。

P7241640

踏み跡はしっかりあり、迷う事は無い。

P7241643

補助ロープも設置されている。

P7241652

クガイソウ

P7241660Dsc03122

【7:37】スタートから1時間40分ほどで順調に「五銚子の滝」に着く。このコースを代表する滝だ!高さは約21mあり、神社に捧げるお神酒の銚子を清めたことからその名が付き、5つの滝に分かれているために「五銚子の滝」となったそうだ。

P7241667

休まずに快調に上ってきたが滝を眺めながらひと休み!上ってきた深い谷を望む。

P7241670

ここにもキンミズヒキが咲く。

P7241693

【7:54】15分ほど休み左側から滝を巻き、上りスタートする。

P7241713

沢と離れ急坂が続く。長い補助ロープが連続設置されているが、一気の上りでペースがなかなか上がらない!

P7241717

このような岩場もあり、慎重に進む。

P7241719

【8:52】残り300mポイントを通過する。

P7241722

【9:04】暑さはあまり感じなかったが歩行距離3kmほどで一気に900mほど上る急坂が続きバテてきた。頂上まであと200mだか100mだかわからない!ガンバロー!

P7241724

気持ちよいブナ林となってきた。

P7241726

【9:18】スタートから3時間20分かかり「五銚子の滝」からは休み休みとなってしまったが標高1132m「横山岳」山頂に着く。滋賀県長浜市木之本町と余呉町の境に位置する。

P7241737

山頂は広場となっていて小さな小屋も建つ。双耳峰の西峰となり、二等三角点がある。眺望は良くない!

P7241735

昨日からずっとだが各所でノリウツギが満開だ。

P7241733

朝早いスタートで誰にも会わない!セルフタイマー使って記念の一枚です。

P7241741

【9:36】20分ほど休み、東峰に向ってスタートする。

P7241745

まだガクアジサイが残っていた。

P7241748

気持ちよいブナ林が続く。

P7241755

尾根道を進み、東峰山頂が見えてきた。

P7241771

【10:00】25分ほどで東峰山頂に着く。

Dsc03129

東峰からの眺望は素晴らしいが北側の眺望は霞んでいて残念ながらよく見えない。

P7241757

南側は「墓谷山」「賤ヶ岳」「余呉湖」「琵琶湖」がきれいに見える。

P7241759

「横山岳」(西峰)が良く見える。

素晴らしい眺めを楽しみながら少し早いがランチとする。

P7241773

【10:14】東尾根をスタートする。

P7241779

北側の眺望を楽しみながら歩を進める。

P7241786

大木は無いがブナ林が続く。

P7241796

登山道の両側にはイワウチワの葉が埋め尽くす。春にはその他、カタクリ、イカリソウ、イチリンソウなどの花々見えるようだ。

P7241799

春にまた歩いてみたいコースだ。

P7241806

【10:45】金居原コースとの分岐でひと休みする。

P7241812

白谷本流コースとは違い、心地よい尾根道が続く。

P7241814

東尾根登山口に向け進む。

P7241826

正面に見える大きな山容の山は昨日の「金糞岳」か?

P7241827

【11:27】広域林道へ右に下る。

P7241830

急坂を下る。

P7241831

【11:33】東尾根登山口に着く。

P7241837

「網谷林道」を下る。

P7241838

【11:37】「夜這いの水」どこか良くわからなかったがこの意味深の名の由来は?

P7241854

日射しを浴びてクロアゲハが気持ちよさそうに舞う!

P7241874

登山口まで2kmほど「網谷林道」を進む。

P7241881

【12:03】スタートから6時間5分ほど、下山時間2時間半ほどで登山口に戻る。駐車場には4-5台の車が増えていたが結局誰にも会わず下山です。

P7241886

見上げると横山岳がきれいに見える。

「横山岳」評判通りに良いコースだった。素晴らしい滝に沢!可愛い花々!美しいブナ林!雄大な眺望!良く整備されたコースと満点です。しかしベストシーズンは春か秋ですね。正直上り最後はバテました。

これで関西百名山も79座目となった。兵庫県、大阪府、京都府に続いて滋賀県も踏破出来た。残るは奈良県、和歌山県、三重県と遠隔地ばかりで大変だがボチボチ頑張ろう!!

「関西百名山」活動再開は北近江「金糞岳」

Dsc03047

緊急事態宣言も解除になり、梅雨明け後好天が続く。ならばと関西百名山踏破に向けて4ヶ月ぶりに活動再開しようとまずは滋賀県内を終わらせるため一泊二日で78座目「金糞岳」と79座目「横山岳」をソロで目指した。

Photo_20210725141601 Photo_20210725141602

まずは「金糞岳(かなくそだけ)」に登る。

コースは鳥越林道・大朝口→大朝の頭→金糞岳→白倉岳(往復)

P7231287

【9:00】朝6時自宅をスタート!ナビでは名神道経由の方が距離、時間とも早いが連休中の混雑を考えて北回り、舞鶴道経由で北陸道・木之本ICを出て、一般道から鳥越林道を走り、鳥越峠から少し下った所の「大朝登山口」にちょうど3時間ほどで到着した。

駐車スペースは5-6台ほど、他に車は無い。鳥越林道はもっと細い林道を予想していたが意外と良い道でびっくりだ。

P7231290

【9:12】道路脇の登山口から入る。

P7231294

登山道を上る。

P7231297

【9:21】あっという間、10分足らずで稜線上の登山道に合流する。

P7231303

ヒグラシやアブラゼミ、蝉の鳴き声を聞きながら尾根道を山頂に向う。

P7231308

アジサイのような白い花が満開だ。「ノリウツギ」

P7231310

美しいブナ林になってきた。

P7231312

「コアジサイ」の花は終わっているが群生している。

P7231316

急勾配は無く自然林の中を進む。爽やかな風が吹き、暑さはあまり感じない。

P7231318

【9:40】あっという間に頂上まで20分の標識を通過する。

P7231322

東から北東側の眺望が開けてきた。金糞岳の最大の魅力はこのあたりからの白山、御嶽山や北アルプスの山々が望めることだが残念ながら今日は靄がかかったような天候で見えない。

P7231325

山頂への最後の上り坂となってきた。

Dsc03002

【10:03】スタートから50分ほどで標高1317m「金糞岳(かなくそだけ)」山頂に着く。

滋賀県内では「伊吹山」に次ぐ第二位の高峰だ。滋賀県最北東部、長浜市と岐阜県揖斐郡揖斐川町の県境に位置する。登山口が標高1000mほどあるので1時間足らずで登れるのは当然か?

Dsc03004

立派な山頂石碑だが明治百年記念で立てられたようだ。

P7231349

一般的な山頂標識もある。

Dsc03005

山頂は広場になっていて三角点も少し離れてある。眺望は良くない。

P7231347

ランチタイムには少し早いので眺望の良い天空のプロムナードとも呼ばれる「白倉岳」に向う。

P7231352

【10:24】20分ほど休みスタートする。

Dsc03021

「アザミ」の花が美しい。

Dsc03030

「白倉岳」が見えてきた。天空のプロムナードと聞いたが背丈ほどもあるクマザサや低灌木に囲まれ、足下も見えない所もあり、快適な尾根道とは言えない。

Dsc03031

南側には深い谷、そして山々が見えるがやはり霞んでいるのは残念だ。

Dsc03041

山頂が近づいてきた。

Dsc03043

シャクナゲも目立つ。春にはカタクリ、イワカガミなど山野草も多くの花が見られるようだ。

Dsc03054

こんな花も?「ミヤマホツツジ」と言うそうだ。

Dsc03066

【11:03】二等三角点のある標高1270.7m「白倉岳」山頂に着く。

P7231377

今日はスタートから誰にも会わなかったが昼飯を取っていると2組3人と出会い、シャッターを押してもらう。

P7231378

【11:24】同じコースを下山スタートする。

P7231388

「金糞岳」を目指して尾根道を戻る。

P7231393

今日は熊除け鈴も使用です。

P7231410

【11:56】「金糞岳」まで戻る。

P7231416

正面に見える山は「伊吹山」か?

P7231419

東側の眺望は相変わらず、スッキリ見えない。

P7231423

【12:33】縦走路と大朝登山口との分岐まで戻る。

P7231433

【12:38】スタートから3時間半ほど登山口の駐車場に戻る。車は2台増えている。

最短路を往復したためあっけなく下山してしまった。このコースはやはり春の花や秋の紅葉期、そして空気が澄んで見通しが良いことが満足の条件かな?1000mを超える稜線歩きのためか?あまり暑さを感じなかった事は良かった。これで「関西百名山」も78座踏破となった。

P7231438

時間も早いので帰り道「鳥越峠」に立ち寄る。

P7231440

「鳥越林道」の立派な石碑があった。平成9年竣工と書かれていて単なる林道と言うよりは滋賀県長浜市と岐阜県揖斐川町を結ぶ幹線道路だ。

P7231436

峠から「金糞岳」の雄大な山容が見える。

Dsc03108Dsc03095Dsc03077

今日の宿は長浜だのビジネスホテルだがスムーズに下山したためホテルチェックイン時間には早すぎ、何十年ぶりか分からないが秀吉の出世城と呼ばれる「長浜城址」の建つ「豊公園」を散策する。

3時過ぎにチェックインし、オリンピック開会式を見ながら早めに床に就く。

濃霧のち快晴!広大なる霊山・北アルプス「乗鞍岳」

Dsc00590

10月14日 3日目は「焼岳」の南、同じく日本百名山「乗鞍岳」に登った。3000m級の高山では間違いなく最も手軽に登れる山であろう!?

「乗鞍岳」に登るのは2度目!詳しくは覚えていないが、登山口の「畳平」までマイカーで行った記憶が残る。しかし2003年から自然環境保護のためマイカー規制され乗り入れ禁止となり、バスかタクシーでしか上がれない。

Photo_20201017105801

今日のコースは

新穂高温泉=安房トンネル=乗鞍観光センター(マイカー駐車)=(タクシー)=畳平

畳平ー(作業道)-肩の小屋ー(登山道)-剣ヶ峰 〈往復〉

距離 5.9km、累計高低差 440m、コースタイム 3時間

畳平=乗鞍観光センター=松本IC=長野道・中央道・名神道・新名神道=三田 21:00頃

Pa140956

【7:10】新穂高温泉「槍見館」を6時20分出発し、長野県松本市の「乗鞍高原 乗鞍観光センター」に着く。

岐阜県側の玄関口「平湯温泉バスセンター」から「乗鞍スカイライン」を通り上る方が近いが7月の豪雨災害で通行止めとなっており、やむなく長野県側の玄関口「乗鞍観光センター」から「乗鞍エコーライン」を通って上る事とする。

Pa140957

今日も天気は良さそうだ!駐車場に車を置き、出発準備を整える。

Pa140958

【7:20】計画ではバスで上る予定だったが、出発まで時間あり、料金もあまり変わらないためタクシーで上る事にした。

Pa140969

【8:10】登山口の「畳平」に50分ほどで到着する。しかし一面深い霧の中でびっくりだ。

Pa140971

ここは標高2702m、日本一標高の高いバス停だそうだ。

岐阜県側からの「乗鞍スカイライン」は昭和17年、旧日本陸軍がここ畳平に飛行機エンジンの高地実験用航空研究所を建設するための軍用道路だったと聞き、驚く。

しかし敗戦により建設はされず、戦後、観光道路として活用されることになったそうだ。日本一標高の高い道路ができた事が頷ける。

Pa140973

バスターミナルに入り、宿で作ってもらった朝食弁当を食べ、寒さ対策をする。

Pa140977

【8:45】濃霧、強風、寒さに耐えながらスタートする。

Pa140988

【8:53】ほぼフラットな特定の車も走れる作業道を進み、「富士見岳」分岐を右折、直進する。

緩やかな上り坂だが、よーいドン!の2700mはやはり空気薄く、順応が遅れ息が上がる。

Pa141002

左手には雄大な展望が開けるのだが今日は何も見えない。黙々と進む。

Pa141005

【9:17】少し明るくなってきた。30分ほどで「肩の小屋」に着く。もうすでに冬季休業に入っている。

Pa141008

案内に従って左折する。

Pa141011

【9:19】「乗鞍岳」の主峰、最高標高の「剣ヶ峰」への入口だ。

Pa141013

ようやく登山道らしくなってきた。

Pa141022

大きな岩がゴロゴロし、傾斜も急になってきた。

Pa141038

【9:58】「朝日岳」との鞍部、稜線に出る。何か古い石碑が立つ。

Pa141041

稜線上を「剣ヶ峰」山頂目指す。少し雲が切れてきた。

Pa141042

タクシーで上ってきた「乗鞍エコーライン」が見えてきた。

Pa141048

【10:01】標識に従って進む。

Pa141050

【10:03】「頂上小屋」に着く。我々を待っていたかのように晴れてきた!

Pa141053

山頂に建つ「乗鞍本宮」の社が見える。もう一息ガンバロー!

Pa141068

【10:08】「畳平」から1時間20分ほどで「乗鞍岳」主峰、標高3026m「剣ヶ峰」に着く。

山頂は強風が吹き、寒い!またガスもかかってきて視界も悪い!山頂からは360度の眺望が見れるはずだったが残念!

「乗鞍岳」には「剣ヶ峰」を主峰に23の峰、7つの湖、8つの平原があり、壮大な山岳風景を形成している。

その名は、馬の背に鞍を置いたような山容に由来している。江戸時代初めから呼ばれ、以前は「位山」と呼ばれていたそうだ。

Pa141077

山頂の一等三角点。

Pa141073

古代から、霊山として崇拝されていて、飛騨側には乗鞍本宮の社が建つ。やはり修行の場であったようだ。

Pa141080

背中合わせ、信州側には「朝日権現神社」の小さな社が建つ。

Pa141076

雲が切れ、上ってきた北側の展望が開けてきた。山頂は風強く、寒く長居は無用だ。

Pa141083

【10:19】滞留時間10分ほどで来た道を下山スタート!

Pa141092

風がしのげる「頂上小屋」前ベンチで一休み。

Pa141087

北アルプス全体の素晴らしい展望が広がっているのだが、雲の中でまったく見えない!北アルプス展望図を確認する。

Pa141096

気持ち良い稜線を進む。

Pa141102

岩場の下りを慎重に下る。遠くに中腹を巻く作業道が見える。

Pa141111

「肩の小屋」と「摩利支天岳」山頂には今は閉鎖となっている「東京大学宇宙線研究所(乗鞍コロナ観測所)」見えてきた。

Pa141113

【11:01】「肩の小屋」に着き、ひと休みとする。

Dsc00572

作業道を進む。バックに「剣ヶ峰」「朝日岳」が見える。

Dsc00578

行きには全く見えなかった「富士見岳」が美しい!

Dsc00581

【10:14】「不消池」前を通過する。バックに旧コロナ観測所が見える。

多くの火口湖、堰止湖があり、最新でも2000年前の噴火の記録しかないが活火山だそうだ。

Dsc00583

行きは全く見えなかったが、「畳平」への歩道を歩く。

畳平左手の山は「魔王岳」。今回は「剣ヶ峰」をピストン往復しただけだが、他の山々にも登山コースが整備されている。

Pa141137

夏には高山植物が咲き乱れるお花畑コースは落石により通行止めとなっていた。

Pa141138

【11:39】「畳平」バスターミナルへの最後の上りだ。

Pa141144

【11:43】スタートからほぼ3時間で「乗鞍バスターミナル」に戻る。

Pa141147

ターミナル内に入ると10時の気象情報が掲示されていた。気温4℃、風 強(~15m/s)!寒いはずだ!標高差320mほどある「剣ヶ峰」山頂の気温は2℃ほどで、風強く体感温度は0℃くらいか!?

管理人に聞くと明日にも初雪が降り、来週には道路もクローズになるかも?との事で10月末には閉山、来年5月15日の山開きまで長い冬を迎える。ギリギリのタイミングだった!!

Pa141157

帰りのタクシーの予約時間は12時半!予備のパンなど軽食を食べたり、コーヒーを飲んだりと過ごす。天気はドンドン良くなってきた。

Pa141165

10分ほど早くタクシーは来てくれた。北アルプス方向の雲はまだ取れないが青空の下、エコーラインを下山スタートする。

Pa141186

2003年マイカー規制となったが、代わって自転車通行は許可されたそうで多くの自転車と出会う。紅葉を満喫して快適であろう!?自転車レースも行われているとか?

Pa141204

山頂周辺は森林限界を越えているため紅葉は見れなかったが、樹林帯に入ると見事な紅葉の中、進む。

Pa141210

ジグザグに下っていくと「乗鞍岳」の各峰々が見えてきた。

Pa141235

広い雄大な裾野も見えてきた。

Pa141219

楽しい「北野タクシー」さんのガイドで時間を忘れて快適に下る。

Dsc00600

【13:10】「乗鞍観光センター」に戻ると朝は見えなかった「乗鞍岳」の峰々が見事に見える。

今頃、山頂にいれば絶景を見ることが出来たであろうが、今日中に帰宅するにはやむを得ない。濃霧の「乗鞍岳」も良かったかな?

日本一、手軽に3000級の山頂に立てることは事実であるが、「肩の小屋」から先は岩がゴロゴロの山道が続き、危険個所は無いものの最低限の装備は必要だ。

今回の山旅はここで終了!天候に恵まれ、最高の紅葉も見れ、日本百名山2座踏破、GO TO トラベル活用と大満足の3日間であった。途中の道の駅で地域共通クーポンで土産を買い、松本ICから長野道、中央道を経由して帰路に就いた。途中、小牧JCT、一宮JCTで東海圏の夕方の渋滞に巻き込まれ、1時間ほどロスをした。往路と同じ東海北陸道を利用すべきであったと反省する。

秋本番!快晴!絶景!紅葉!感動!北アルプス「焼岳」

Dsc00496

コロナ禍で今シーズンの登山は遠出できず、県内をウロウロ、たまに近畿圏内と言ったシーズンを送っていたが、山小屋泊や公共交通機関利用はまだまだリスクあるもののマイカー利用でGO TO トラベル利用で北アルプス日帰り登山の提案あり、秋を求めて14ヶ月ぶりに北アルプスに向かった。

今回の計画は

10月12日(月)三田発=中国道・新名神道・名神道・東海北陸道・中部縦貫道=高山IC(高山市内散策)=中の湯温泉旅館(泊)

10月13日(火)中の湯温泉旅館ー中の湯新道ー焼岳(北峰)〈往復〉=新穂高温泉・槍見館(泊)

10月14日(水)新穂高温泉=安房トンネル=乗鞍高原=(タクシー)=乗鞍岳・畳平ー乗鞍岳・剣ヶ峰(往復)=松本IC=中央道・名神道・新名神道=三田

Pa120600

【10月12日】神戸三田ICを8時半頃スタートし、約4時間で岐阜県高山に着き、まずは飛騨そば「せと」で腹ごしらえです。

Pa120619 Pa120627

昼食後、市内の古い町並み、日下部民藝館、高山陣屋跡などを散策する。

Pa120638

国道158号線から安房トンネルを抜け、安房峠の中腹「中の湯温泉旅館」に着く。

「中の湯温泉旅館」は創業120余年、大自然に溶け込む山あいの温泉宿だ。トンネル工事のためしばらく休業したが平成10年(1998)に新築移転したとの事。20年以上経つとは思えないきれいな建物だ。

「焼岳」に登るのは2度目、17年前に学生時代のどたぐつ仲間と登ったのだが、その時もここ「中の湯温泉旅館」に宿泊したようだ。何となく見覚えがある。

Pa120633

広い駐車場があり、「焼岳」へのマイカー登山基地として人気で、上高地バスターミナルやJR松本駅への無料送迎バスも運行している。

正面に見えるのは日本二百名山「霞沢岳」、その左・北側には遠く「穂高連峰」が見える。心配された紅葉もちょうど見ごろのようだ。

Pa120643

「日本秘湯を守る会」にも加盟している。

Pa120648

まずは「GO TO トラベル」を利用して、ご馳走をいただき明日の決起大会を開く。

Pa130666

【10月13日 7:43】朝食を7時からいただき、出発前に玄関で、メンバー4人揃って記念の一枚。

Pa130673

登山口の駐車場はいっぱいの恐れありとの事!宿泊者には旅館の駐車場を無料駐車させもらえるとの事で、出発準備を整える。

Photo_20201015172301

今日のコースは

中の湯温泉旅館駐車場→登山口駐車場→中の湯新道→下堀沢出合→上高地分岐→焼岳北峰頂上(往復)

距離 8.3km、累計高低差 1000ⅿ、標準コースタイム 5時間半

Pa130674

【7:57】「中の湯温泉旅館」駐車場をスタートする。

Pa130679

登山口へのショートカット路を上る。

Pa130685

【8:07】ちょうど10分で登山口の駐車場に着く。ほぼ満杯だが後1-2台は停めれたかな?

Pa130694

登山口には注意看板あり。

Pa130697

【8:09】さあ!登山口をスタートです。

Pa130701

右下に道路を見ながら水平道を進む。

Pa130703

厳しい上り坂になる。

Pa130712

ダケカンバやブナの自然林が続き、紅葉も見ごろのようだ。

Pa130713

コースは木の根や溶岩が多く転がり、歩きにくい。

Pa130720

朝日を浴びてスギゴケが美しい!

Pa130721

緩急を付けながら長い上り坂が続く。急登には補助ロープが設置されている。

Pa130738

【9:26】視界が開け、「焼岳」山頂が見えてきた。

Dsc00499

【9:28】スタートから1時間20分、ダケカンバの黄色とナナカマドの赤のコントラスト、青空の下にそびえる「焼岳」と素晴らしい光景に感激だ。一休みとする。

Dsc00513

絶景をバックに皆さんそろって記念の一枚。

Dsc00505

ナナカマドはそろそろ終わりかな?

Pa130763

【9:53】絶景に感動し、新たな気持ちで山頂に向け、再スタートする。

Dsc00517

【9:58】梓川まで続く深く掘れた「下堀沢出合」に着く。

Dsc00520

右手、北北東を見れば「穂高連峰」が美しい!「霞沢岳」との間に見えるのは「蝶ヶ岳」か?

Pa130786

「霞沢岳」をバックに急坂を上る。

Pa130767

シラタマノキが多く群生し白い実をいっぱい付けている。

Pa130793

紅葉を満喫しながら上る。

Pa130797

【10:16】森林限界を越え、クマザサの中を進む。

Pa130822

【10:45】ほとんど岩場だけになり、白い噴煙がはっきり見える。しかし上れど上れど遠い!

Pa130829

振り返ると明日登る「乗鞍岳」の格好良い山容が良く見える。

Pa130831

【10:55】ペースが上がらない!もう一息!ガンバロー!

Pa130836

【11:05】北峰と南峰の鞍部に到着する。火口には火口湖「正賀池」が見える。

Pa130841

【11:07】白い噴煙下を通過する。猛烈な硫黄の臭いがする。

Pa130848

【11:11】上高地分岐に着く。正面に槍穂の峰々、梓川が見え感動の瞬間だ。

17年前、西穂から縦走してきた仲間と同じルートを上った私たち当時の東京組が合流したポイントだ。ここまで休憩入れてちょうど3時間ほどかかったが友人のブログを見れば1時間で上ったと書いてある。ホントであれば体力が落ちたものだ!

Pa130849

この岩場を上れば山頂だ!

Dsc00540

【11:17】標高2399m「焼岳北峰」山頂に着く。

登山口からは3時間10分、コースタイム通りだ。休憩除くと30分ほど早いかな?

「焼岳」は飛騨山脈、長野県と岐阜県の県境にあり、北アルプス唯一の活火山で日本百名山にも選ばれている。最高地点は南峰で標高は2455mで二等三角点があるが崩れやすく登山禁止となっている。大正14年(1915)の噴火で「大正池」が生まれた事は有名だ。最近では2011年、2014年に水蒸気爆発が起きている。

火山活動により、山が焼けたように見える事からその名が付き、飛騨側では「硫黄岳」と呼ばれるそうだ。

Pa130854

全員元気に登頂し、記念の一枚。

Dsc00533

昼近く、雲が上がってきているが槍穂の峰々は無事見ることができた。

Dsc00535

雲に浮かぶ「笠ヶ岳」が格好良い!!

Dsc00545

南側は噴煙の向こうに立入禁止の南峰とその左手遠くに「乗鞍岳」が見える。

Dsc00548

暖かい日差しを浴びて昼食とする。しかし、宿のおにぎりは塩分過多!塩辛くて食えない!GO TO トラベルの地域共通クーポンで支払ったから文句言えないか!?

202010121014_201015

私の雄姿(?)も一枚!(Uさん撮影)

Pa130857

【11:57】40分ほど休み、同じ道を下山スタートする。

Pa130861

Pa130870

慎重に岩場を下る。

Pa130884

ナナカマドに癒されながら歩を進める。

Pa130901

【13:03】眺めの良い広場まで下り、振り返ると山頂にはガスがかかってきた。

Pa130909

足場の悪い樹林帯は一層下りには注意が必要だ。

Pa130919

【14:09】2時間10分ほどで登山口駐車場着く。

Pa130922

「中の湯温泉旅館」への下り道に入る。

Pa130928

【14:16】「中の湯温泉旅館」に到着。

Pa130933

【14:20】スタートから6時間20分ほどで駐車場にゴールする。

台風14号の発生により、天候が心配されたが幸いにも逸れ、快晴に恵まれ、紅葉もちょうど見ごろで素晴らしい眺望と共に秋本番登山を満喫できた。

しかし、片道約4kmで高低差1000mはなかなかハードですね!17年前はそのような記憶は残ってないが、やはり年かな?

Pa130938

【15:20】30分ほどで今日の宿、新穂高温泉「槍見館」に着く。

Pa130940

ここも「日本秘湯を守る会」加盟宿だったとは驚きだ。

Pa130945

ここでも「GO TO トラベル」を有効活用し、豪華な夕飯をいただき、合わせて明日15日目出度く傘寿を迎えるとても元気なAさんのお祝いを催す。

明日の予定は急遽「乗鞍岳」に変更!温泉で疲れを癒し、9時過ぎに床に就く。

秋晴れの下、素晴らしい景観に感動!!「「三瓶山登山」

Dsc08261

「相野駅山の会」秋の登山は「国引き神話」の舞台、日本二百名山の「三瓶山(さんべさん)」に出かけた。

初日はいつものバスで三田を出発し、1時前に世界遺産「石見銀山」に着き、散策をして、宿は「国立三瓶青少年交流の家」に4時過ぎに入る。

Pa270286

まずは軽く前夜祭でスタート!

_191029_0034

28日(月)朝6時前、外に出ると満天の星と「三瓶山」がくっきり見える。今日は晴天が期待できそう!(Oさん撮影)

Dsc08200

【6:43】朝日が当たり、「男三瓶山」が輝いて見える。さあ!ガンバロー!登攀意欲が湧いてくる。

Pa280303

【7:00】皆さん青少年に戻り。朝のつどいに参加してまずはラジオ体操でスタート!

Pa280315

【8:20】「朝のつどい」、片付け・掃除、朝食を終え、出発準備を整えて、「国立三瓶青少年交流の家」をいよいよスタートです。

Pa280318

「男三瓶山」を目指し「姫逃池登山口」に向けて歩を進める。

Pa280321

【8:28】北の原の「姫逃池(ひめのがいけ)登山口」をスタートする。

Pa280327

良く整備されたコースを進む。100m毎に残り距離表示、50m毎に標高表示が整備されていて進捗が良くわかる。

登山口の標高は600mの表示あり、「男三瓶山」までは歩行距離は2300m、標高差は530mほどだ。

Pa280332

良く整備された緩やかな登山道を進む。

Pa280344

【9:04】標高800m地点を通過する。

Pa280352

【9:25】斜面を九十九折に登る。傾斜は徐々にきつくなってきた。

Pa280355

マムシグサの実も真っ赤だ。

Pa280358

標高1000mを越え、日本海が見えてきた。歓声が上がる!

Pa280366

ブナ林が多くなり、紅葉も進んできた。

Pa280374

ススキの原に出た!山頂は近い!

Dsc08221

【9:54】登山口から1時間半足らずで標高1126m「男三瓶山(おさんべさん)」山頂に到着する。

島根県のほぼ中央部、大田市と飯南町にまたがる「三瓶山」の主峰で「大山隠岐国立公園」に含まれ、「大山火山帯」に入る活火山と定義されている。噴火の記録は約4000年前だそうだ。

「出雲風土記」の「国引き神話」にも登場する。

直径5kmのカルデラの中に6つの峰が「室の内」と呼ばれる爆裂火口を囲んで配列されている。「男三瓶山」を最初に5座を回ろうと言う計画だ。

Dsc08216

山頂はフラットで広場になっているが、日本海側からの強い風が吹き、寒い!

Dsc08209

山頂には「三瓶山頂神社」と書かれた小さな祠が祀られている。

Dsc08208

山頂からは360度の展望が広がる。良く晴れている割には少し靄がかかったようだ。遠くに「大山」が見える。

Dsc08210  

北側には広く日本海が広がる。

Dsc08214

今回の参加は男性10人、女性10人、合計20人の大所帯となりました。皆さん揃って記念写真です。

Pa280390

20分ほど休み「子三瓶山」に向かって、心地よいススキの原をスタートする。

Pa280391

標識に従って進む。

Pa280393

この辺りまでは快調にススキの原を下っていたのだが・・・?

Dsc08236

次に向かう「子三瓶山」、続いて向かう「孫三瓶山」が見えてきた。

Dsc08237

樹林帯に入ると紅葉も美しい!

Pa280404

下山道は一変し、激下りとなり、補助ロープも多く設置されていて、一歩一歩慎重に下山進める。

Dsc08247  

急斜面を下り、フラットな鞍部に着き、「男三瓶山」を振り返る。

Pa280416

「子三瓶山」への登りに差し掛かる。

Dsc08270

【11:38】「男三瓶山」から1時間20分ほどで二座目標高961m「子三瓶山」に着く。

Pa280423

風も無く穏やかななので山頂で少し早いが昼食とする。

Dsc08271

西側には鋸状に山が連なる「大江高山」が見える。この麓に昨日散策した「石見銀山」がある。

Pa280424

【12:12】30分ほど昼食タイムを取り、三座目「孫三瓶山」に向かう。

Dsc08274

歩を進めると東方に「室の内池」と呼ばれる火口湖とテレビ塔が山頂に建つ「女三瓶山」が見えてきた。あそこまで歩くと言う事か!?

Pa280435

【12:27】鞍部「風越」を通過する。

Pa280437

「孫三瓶山」への登りに差し掛かる。

Dsc08283

「孫三瓶山」への最後の登りだ。バック左手には「子三瓶山」右手には「男三瓶山」がそびえる。

Dsc08285

山の会のアイドルSチャンが長老Oさんの手を引き、正しく「孫三瓶山」だ。

Dsc08279

【12:43】「子三瓶山」から30分ほどで標高903m「孫三瓶山に到着する。

Dsc08288

「男三瓶山」をバックに再度、皆さん揃って記念写真を撮る。

Pa280458

比較的フラット歩きやすい樹林帯の中を4座目、最終の「女三瓶山」を目指す。

Dsc08294

【13:27】ほぼフラットな眺めの良い尾根に出た。ここが標高854m大平山の山頂だった。

S__22740999

大平山からは三瓶四山を見渡すごとが出来る。

右から女三瓶山、男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山と並ぶ。実際には室の内を囲んで円周上に各山が連なっている。この写真はOさんが撮ってくれたワイド写真です。

Pa280463

【13:38】下山路との分岐となる「室の内展望所」に一部メンバーが残り、4座目「女三瓶山」を目指し、スタートする。

Pa280465

「男三瓶山」への直行ルートな昨春の地震によりコースが一部崩落し、現在は通行止めとなっている。

Pa280467

山頂のテレビ塔が大きくなってきた。

Dsc08301

【13:54】早足で登ったが15分ほどで標高953m最終の4座目「女三瓶山」に到着。

Dsc08312

眺めの良い展望所から望む「男三瓶山」は雄大だ。

Dsc08310

「室の内」を見下ろす。バックに見えるのは「子三瓶山」と「孫三瓶山」。

Dsc08318

「室の内展望所」に戻り、全員揃って下山スタートする。

Pa280474

三瓶観光リフト乗り場を通過する。現在は運転休止中だ。

Pa280478

キレイに整備された「東の原登山口」駐車場に到着する。

Pa280480

【14;46】スタートから6時間半、「女三瓶山」から45分ほどで駐車場で待つバスに戻る。

Dsc08324

この場所はリフトが整備され、スキー場であったそうだが積雪量が減り、2009年に閉鎖されている。「女三瓶山」を振り返る。

《三瓶山で見た花々》

Pa280419

・リンドウ

Pa280429

・イヨフウロ

Pa280433

・リュウノウギク

Pa280475

・カワラナデシコ

Screenshot_20191031_150018_jp_co_yamap-1

今日のコースは

国立青少年交流の家→姫逃池登山口→男三瓶山→子三瓶山→孫三瓶山→太平山→室の内展望所→女三瓶山→室の内展望所→東の原登山口

と周回した。活動距離は約8.8km、累計の高低差は約1000mほどだ。

アップダウンの多いコースだが好天に恵まれ、すばらしい眺望、ススキの原、紅葉に感動し、たくさんのメンバーと和気あいあいと想い出いっぱい!記憶に残る秋山登山となった。

より以前の記事一覧

最近のトラックバック