秋本番!好天が続く。今日は時間が空いたのでどこか秋を満喫したいと近場でどこか紅葉狩りしてチョコッとハイキングできないかと探してみる。
篠山の登山マップを見るともみじの名所「高蔵寺」から「夏栗山」「黒頭峰」へのハイキングルートが載っている。しかしYAMAPにはルート記載なし!少し不安だがソロで行ってみることにした。
今日のルートは
高蔵寺→夏栗山→黒頭峰→高蔵寺
わずか4kmのお散歩ですが、荒れていて苦労しました。少し手入れすれば良いコースに変貌するのですが勿体ない!
丹波篠山市内に入ると霧が濃い!国道176号線から案内に従って右折し進む。
「高蔵寺」山門に着くと霧は見事に晴れ、快晴になった。雲海も期待したが時間が遅すぎたかな?
「天台宗 宝橋山 高蔵寺」646年、法道仙人が黒頭峰の山腹に一宇を建立したことに始まると伝わる古刹だ。
遠くにこれから登る「黒頭峰」がきれいに見える。
【9:10】「高蔵寺」駐車場に駐車する。
【9:17】入山料300円支払い、入山する。
参道を進むと、見ごろを迎えた紅葉が美しい。
真っ青な空に美しい!
本堂の参拝は下山後にして「夏栗山」に向かう。
【9:26】境内を抜け、獣除けゲートから登山道に向かう。
登山口の標識あり。
一面にたくさんのキノコが?
沢沿いに右に進む。
植林帯の中を進む。
歴史を感じる「道標」もある。心配したが大丈夫かな?
急な斜面をつづら折りに上る。
【9:39】尾根に出る。テープも数多くある。
【9:47】500m地点を順調に進む。
尾根筋を上るはずだがいつの間にか巻き道を下っている!?おかしい!GPSを見ると大きく東に逸れている!どこで間違ったか?
【9:59】丹波森の径の道標現れる。間違っていないのか?
標識場所から左手急斜面にテープが連続して付けられ踏み跡もある。激上りだが方向も間違ってはいないので強引に上ることにした。
【10:21】20分ほど激上りすると尾根筋が見えてきた。
【10:22】標高600m「夏栗山」山頂に無事到着する。
山頂は広場になっていて展望台が立つ。
戦国時代にはここに山城があったそうだ。
10年以上前の情報では素晴らしい眺望が広がると書かれていたが、今は木々に囲まれ、南方向しか見えない。見える山は「波賀尾岳」か?
「夏栗山観音菩薩」
【10:32】ひと休み後、「黒頭峰」に向かう。
「黒頭峰」が見えてきた。
【10:39】道標が現れ、2枚に分断されていて「黒頭峰」を指す道標が背面の尾根に向かっているように見えて支稜に向かう。
支稜を下るがGPSを確認すると「黒頭峰」から逸れている。
【10:48】10分ほどロスして道標に戻る。
【10:48】10mほど先にテープがたくさん付き、コースを示している。本コースのショートカットルートのようだ。
【10:52】本ルートに合流したようだ。はっきりとしたフラットな道に出る。
【10:59】「黒頭峰」への上りに差し掛かる。このあたりはコースも明確で道標も多い。
急な上り坂を進む。
落ち葉を踏みしめ進む。
【11:15】標高620.6m「黒頭峰」山頂に着く。ここは「佐仲峠」からのコースとも合流する。
山頂から10mほど先は広場になっていて「黒頭山三角点」があった。どうして10mほど離れているのかな?
この山頂も周囲は木々に囲まれ、北北東方向が一部開くだけだ。
【11:33】おにぎりを食べ、来た道を下山スタートする。
【11:46】ショートカットルートからの合流点を越え、進むと突然南西方向の眺望が開けた。伐採したのか崩落したのか?
振り返ると「黒頭峰」の格好良い山容が美しい!
【11:50】眺望の開けたポイントを過ぎると分岐に出た。ここが本来の「夏栗山」山頂への分岐ポイントだった。そのまま直進する。
【11:52】続いて分岐に着く。ここで「夏栗山」への上り時は「大ヶ谷」方向に進んでしまったのか?ならば理解できるが・・・?「高倉」方向に下る。
【11:56】NHKのアンテナ横を下る。やはりここは通っていない!
ここまではアンテナメンテナンス用か林道が繋がる。
引き続き尾根道を下る。
【12:01】400m地点の標識あり!ここは通った!どこで間違ったのか?
【12:14】無事、獣除けゲートに着く。
「高蔵寺」をゆっくりカメラ片手に参拝、散策する。
ここも明智光秀の丹波攻めで消失し、1592年に現在の場所に移転、再建され、最後の写真の本堂は1721年に再建されたそうです。
「高蔵寺」に加え「文保寺」「大国寺」と共に「もみじ三山」めぐりのキャンペーンが展開中です。
【12:36】スタートから3時間15分で駐車場に戻る。
勿体ないコースです。ハイキングコースとしての基本は出来上がっているが、メンテナンスが出来ていない!道標の修理、山頂の木々の伐採、倒木の処理等出来れば「高蔵寺」とセットで観光資源になると思うが・・・?丹波篠山市はもっと人気の登山コースが多くあるので予算付けも難しいかもしれぬが丹波篠山市発行の登山マップに明確に掲載しているコースなので是非実行願いたい。
私はどこで間違ったのか?近いうちにリベンジしたいものだ。
帰路振り返ると霧が晴れるとこのように二山が見えるのか確認する。左が「黒頭峰」、右が「夏栗山」だ。
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