三田里山山歩「晴天の昼ヶ岳から鳥飼山を縦走」
緊急事態宣言後は単独・近所・マイカーを前提に好天の下、市内の里山に出かけた。
昭文社発行の三田市地図に山名が記載されている山が26座あるが順に踏破してきて24座、25座目となる「昼ヶ岳」「鳥飼山」を目指した。三田市の東端、波豆川の山で猪名川町との境の山だ。
今日のコースは
三田アスレチック駐車場→林道→内田池→昼ヶ岳→P554→鳥飼山→高畑峠→三田アスレチック駐車場
距離 7.1km、累計高低差 520m、コースタイム 3時間半
【9:50】三田アスレチックの広い駐車場に車を置かせてもらう。
【9:56】「昼ヶ岳」に向け、スタートする。
「大船山」の登山口は左折するが、そのまま直進だ。
登山口横に古い石標があった。左 高平、右は良く読めない。大船山への登山道は高平から東、猪名川町へ抜ける古道だったようだ。
集落の中を北上する。前方右手にはこれから歩く「昼ヶ岳」から「鳥飼山」へ連なる峰々が見える。
地道となり進むと前方、遠くに「昼ヶ岳」が見えてきた。
「マムシグサ」も姿を現した。
渓流に沿って進む。勾配は徐々にきつくなる。
【10:39】林道を40分余で大きな「内田池」に着く。
北側の眺望が開け、遠くに見えるなだらかな山は三田市最高峰「三国ヶ嶽」か?
コースを示すテープは見当たらないが「内田池」の右岸に入る。
池と水路の中を進む。
続いて右に枯れかかった沢を上る。
尾根に出て右折する。テープも増えてきた。
尾根道は途中巻き道となるが再び尾根道となり「昼ヶ岳」山頂を目指す。コースは明確で迷う心配は無いであろう!
【11:03】スタートから1時間余りで標高595m「昼ヶ岳」山頂に着く。
山頂は樹林に囲まれているが、南西方向は眺望が開け「大船山」の雄姿が美しい!
【11:07】早々に下山スタートする。
上り坂と違い、激下りだ。補助ロープが付けられ、慎重に下る。
コバノミツバツツジは終わりかけとなってきたが、新緑が美しくなってきた。
【11:18】峠に下り、再び上りに入る。
次のピーク、昼ヶ岳南峰の下山路を少し西側に間違ったようだ。ストッパーのような鋼線が張られ修正を図る。
少し戻り、東にコース修正し、Mテープ発見!このポイント注意が必要だ。
【11:56】3つ目のピーク、P554で昼食とする。
【12:24】30分ほど休み、下山スタートする。
下って行くと前方に「鳥飼山」の山頂が見えてきた。
新緑が美しい。
【12:41】鞍部まで下り、「鳥飼山」の上りに差し掛かる。
上りに差し掛かると右手に「大船山」が良く見える。
山頂手前の岩場を上る。
【12:59】標高528m「鳥飼山」山頂に着く。
ここも周囲は木々に囲まれているが西側「大船山」が良く見える。馬酔木の新緑とマッチして美しい。
大船山の南には「羽束山」「烏ヶ岳」が良く見える。
【13:05】下山スタートする。
この縦走コースは三田市と猪名川町の境を歩くが、市町村境を示すのか境界石が誘導してくれる。
【13:25】「高畑峠」に着く。
標識が立つ。
ここまで来ると宝塚市最北部との境になるようだ。手書きの珍しい標識だ。
ここも昔からの古道のようだ。旅の安全を祈願する峠のお地蔵さんが祀られている。と言う事は高平から東西に繋がる古道であろう!?かつて高平は有馬郡ではなく川辺郡であったと聞く。ならば重要な幹線路かも?
「高畑峠」から南には「高畑山」「広照寺山」と連なる。しかし、今日はここまで!
林道を「波豆川」に向け下山進める。
途中、振り返ると歩いてきた峰々がきれいに見える。
【13:53】スタートから4時間弱で「三田アスレチック」駐車場に戻る。
天候に恵まれ、コバノミツバツツジと新緑のコントラストが美しく、大船山の雄大な眺望も素晴らしく、コース整備もされていて、アップダウンも多く変化に富み、思ったより良い縦走コースだった。途中出会ったハイカーはゼロ!こちらは予想通りだ。
これで三田26座も残り「向山」を残すのみとなった。今月中には終えてしまいたい。
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